「ぐりとぐら」2017年8月5日
2017年08月06日
『ぐりとぐら』って、誕生から今年で50周年になるんだって。
そう言えば、40何年か前に文庫が始まった時から
既に名作絵本の中にあったわ。
中川李絵子作、大村百合子絵で、のねずみのぐりとぐらが大きな卵を見つけて
食べきれないほどの大きなカステラを作るお話は、あまりにも有名。
他にもシリーズでたくさんあって、文庫で見たら副本も含めて
ずらっと並んでいた。
なぜか足りないのもあって、全部揃っていなかったのは残念だ…。
なぜいきなりぐりとぐらの話になったかと言うと、
文庫に珍しいお客さんが来てくれたから。
文庫が出来たころの常連さんだったせっちゃんが、
二番目のお子さんの出産のために冬野に里帰りされていて、
今日はおばあちゃんが上のお子さんを連れて来てくれたのだ。
うちの娘と同じ名前の、2歳のはるかちゃん。
ちょうど文庫に居た、もう一人のはるちゃんこと、藤浪はるなちゃんが
色々遊んであげてくれた。
そんなわけで今日は二人のはるちゃんの日だった。
写真はドールハウスで遊ぶはるかちゃん。
何か一生懸命おしゃべりしてくれるのに、
ママの通訳がないので、イマイチ分からなくてごめんね。
ひょっとしたら和歌山弁じゃダメなのかも。
おばあちゃんによると、そんなこともないらしいが…?
はるかちゃんが今お気に入りなのが、『ぐりとぐら』だと聞いて、
昔っから文庫にある、手袋人形のぐりとぐら』を見せたら、
キャッキャッと大喜びしてくれた。
これは昔に紀三井寺団地にあった「にんじん文庫」さんの
資金集めのバザーで買った物。
ママのせっちゃんも、よく文庫で『ぐりとぐら』を借りてくれていたのを思い出した。
ママと同じ絵本が好きだって、何だかうれしい。
文庫にあったシリーズの2冊を借りて帰ってくれて、それもうれしい。
3か月位のお里帰りだと聞くので、その間いつでも来てください。
ママは確か文庫の無い日でも毎日来てたと、後で和子さんと懐かしんだ。
このごろはお客の減った文庫だけれど、
開けてるとこんな楽しみもあるねえ、と和子さん。
開けてて良かった一日でした。
次の文庫の日は、8月19日です。
(芝 直子)