「ぼくのおまいりがながーいわけ」2018年6月30日
2018年07月01日
はじめにお知らせを一つ。
多分30年ぶり位に、お寺で和本作りの会をします。
8月4日の文庫の時間に。
費用・定員等は決まり次第発表するとのことです。
さあ大変だ。30年ぶりかあ。
確か最近では6年前に自分用に10冊ほど作って以来。
皆さんにちゃんとお教え出来るのか、不安だわ。
用紙サイズも材料も、昔とは色々条件が違っているし。
ま、がんばります。(軽い…)
さあ今日はそういう訳で(?)、和本に使う表紙の下準備。
もともとは襖紙の見本帳で、それを表紙に使う。
今回は和子さんがお知り合いの襖屋さんから、和本用にと
見本帳をたくさんいただいたことから始まった企画だ。
重たい見本帳を開いて、和本向きの物を選んでせっせと外していたら、
あいちゃんとおっちゃんが来てくれた。
檀家総代さんなのに、おっちゃん、なんて失礼ですが。
あいちゃんがまたレジンのキーホルダーを作りたいと言って、
じゃあ、おばちゃんはねぇねの分も作ってみようと、一緒に作る。
お姉ちゃんのくるみちゃんは、他にご用があって、来られないのだ。
幸い夕べの雷雨は通り過ぎて、境内に夏のお日さまが戻っている。
今日はレジンが固まる間、あいちゃんとシャボン玉をした。
頂き物のモールがあったので、輪っかにして、シャボン玉液に浸けたら
すごくたくさん、大きいシャボン玉が出来る。
ぷうっと吹いているあいちゃん。
すっかり遊んでしまって、残りの見本帳ばらしは又今度。
文庫に置いてくださっていた新しい絵本も、あいちゃんと読みたかったなあ。
『ぼくのおまいりがながーいわけ』という、村田夕海子作の、
優しく仏教に触れてもらう絵本だそうで、
寄付していただいたのだとご住職が教えてくれた。
小さい男の子が、ずうっと仏壇に手を合わせてお参りしている。
なにをそんなに一生懸命お祈りしているのだろう。
それはね…。
キュンとするお話で、また今度、一緒に読みたいね。
次の文庫の日は、7月7日です。七夕さまの日。
(芝 直子)