仏説浄土三部経奉納慶讃法要と上田大愚書作展のご報告
2021年06月20日
日増しに暑くなり、いよいよ夏の到来を間近に感じる季節となってまいりました。
かねてよりご奉賛を募集しすすめてきました、仏説浄土三部経の奉納が
6月19日(土)無事終了しましたので、ご報告申し上げます。
上田大愚様はじめご奉賛、ご協力いただいた皆様、に深くお礼申し上げます。
また、皆様のお志が無事奉納の日を迎えましたこと
心からお祝い申し上げます。
コロナ禍でもございましたので、特にご尽力いただいた皆様、上田大愚様とご家族、お寺側として総代の皆様、寺族の皆様に本堂にご参列頂き、
多くの皆様にはオンラインにてご参列をいただいて法要が勤められました。
仏説浄土三部経の仏説無量寿経から四十八願文の部分を読経しました。
読経のあとは記念講演としていのちの講演家岩崎順子様にご講演頂きました。
奉納された浄土三部経が何代にもわたって伝えられてゆくことにちなみ、次の世代に語り継いでゆくべきものをキーワードのご講演でした。沖縄地上戦で懸命に看病にあたったひめゆり学徒の語り部の方のお話を中心に何を大切にして今を生きるのかということを教えて頂きました。そして、「ふるさと」の曲をBGMに亡くなった大切な人に思いをはせる時間を持ちました。心に染み入るご講演で、心の洗濯をしていただいたような気持になりました。
そして総合司会としてフリーアナウンサーのいわさきふきこさんが、厳かでありながら和やかに司会をしてくださりました。じつは講演の岩崎順子さんのお嬢さんです。親子で盛り上げて頂き感謝申し上げます。
法要のあとは、奉納された浄土三部経を一部広げて、皆様に御覧頂きました。
昨年9月からクラウドファンディングで奉賛の募集をさせていただきました。それから、約10か月。いろいろな方々のお力添えをいただいてようやく奉納の日を迎えることができました。
次号の正教寺寺報にて報告とお礼の特集をして皆様にお送りし報告の完了とさせていただく予定です。取り急ぎご報告申し上げます。
尚、せっかくの機会でしたので、上田大愚様の作品を展示し一般の方に御覧いただけるよう上田大愚書作展も併催いたしました。15年ぶりの個展ということで、二日間の会期中、観覧にいらっしゃる方がほとんど途切れることはありませんでした。下記サイトで展示作品の紹介をしていますので、ご興味のある方はぜひ御覧ください。
以下当日のスナップ写真を掲載し、ご報告とさせていただきます。