今日のまゆーら

  「とらよりつよいうさぎ」 2021年8月7日 

2021年08月13日



今日もうれしいことに、せっちゃんがお子さん二人と来てくれた。

お姉ちゃんのはるかちゃんと、3歳の弟あきら君。

 

来るなり「お話聞きたい」と言ってくれたので、

早速ろうそくをつけておはなしを二つ聞いてもらう。

新潟県の昔話「ねずみのすもう」と、ミャンマーの「ひなどりとねこ」だ。

 

ひなどりが、ネコに追われて壺の中に隠れたのに、

お母さんに「くしゃみがしたい」というシーンでは、

はるかちゃんの表情がクルクル変わって、楽しんでくれたようで何より。

初めてお話を聞くあきら君も、じっと聞いてくれて有難かった。

 

そのあと、カードゲームをしたり、本を読んだり、文庫らしい時間。

うれしいなあ。

写真はブンブンゴマを作って、上手に回すはるかちゃんだ。

さすが年長さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも作りたいと言ってくれたものがあるのだけれど、

何分準備が無くて、すぐにさせてあげられなかったのがつらい。

夏休みしか、和歌山に居られない子たちなので、

「また今度ね」と言えないのが悲しい。

次の文庫の日に、もし来てくれたら、何か作ろうね。

 

ところで小さいあきら君は、なかなかの本好きみたいで、

いつの間にかテーブルの上に『とらよりつよいうさぎ』が出ていた。

君島久子作の、ものすごい古い本だけれど、面白い本を見つけたようだ。

この本、今はきっと手に入らないかもしれない。

いつか、このお話を覚えて語ることが出来たらいいな、と思っている本だ。

とらよりつよいうさぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あきら君は他にも、『魔女の宅急便』を読んでくれとお母さんにリクエストしていた。

「長すぎるよ、絵本にしない?」と言いながら、

最初のページを一生懸命読んであげていたせっちゃんはえらい

他にも『かいけつゾロリ』を読んでもらっていたし、

きっと聞くことが好きなんだわ。

 

さて、来週は本堂で上田大愚センセイのお習字の会。

夏休み限定企画で、お子さんと一緒にお習字をするらしい。

ついでに文庫ものぞいてくれたらうれしいな。

 

次の文庫の日は、8月21日です。

(芝 直子)