今日のまゆーら

  「おばけのバーバパパ」 2022年4月2日 

2022年04月07日



今日は花祭り。

お釈迦様がお生まれになったお祝いの日。

 

去年はあいにくお客様がゼロで、私とお寺の方々とでお祝いをした。

でも今年は珍しいお客様たちが来てくださった。

 

先年32年の歴史に幕を閉じた、内原のかいがら文庫で、

長年文庫のお手伝いをされていた栄田さんと、その息子さん。

それに神戸から春休みで帰省中の、せっちゃんとお子さんたちだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花御堂にお花を供え、誕生仏様に甘茶をかけてお祝いをする。

甘茶をかけるのは、お釈迦様の誕生時に天から甘露の雨が降ったから、

それに因んでの事だと副住職の宏典様が教えてくれた。

 

それから特別に内陣に昇らせていただき、ご本尊の阿弥陀様を拝観。

「みんなをいつでも助けに行くぞと、前のめりに立っていらっしゃる」とのこと。

 

その後は、栄田さんと私の、昔話の語りを二つ聞いてもらった。

栄田さんは『源兵衛ときつね』、私は『元気な仕立て屋』。

でも、『元気な仕立て屋』を語っていると、はるかちゃんと弟のあきら君が、

じりじりとお母さんの膝によじ登っていく。

ちょっぴり怖かったらしい。ごめんね。

でもお母さんのお膝があるから安心だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるかちゃんはもう小学校に入学とのこと。早いなあ。

栄田さんの息子さんのいぶき君も、明日入学式で1年生とのこと。

もっともこっちは中学校!

 

かいがら文庫の常連さんだったいぶき君らしく、

まゆーらでもパッとお気に入りの児童書を見つけて、借りて行ってくれた。

また遊びに来てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花祭りの後、文庫ではるかちゃんたちといっぱい遊ぶ。

あきら君は相変わらず恐竜の本が好きで、お母さんに何冊も読んでもらっていた。

次回にお目に掛かれるのは夏休みになるらしい。

きっとまた、びっくりするくらい大きくなってるに違いない。

おばけのばーばぱぱ

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでお話の後に読み聞かせをしようと用意していたのは、

ご存じ『おばけのバーバパパ』。

前回の文庫の日に来てくれた小さいお客さんがあるかなあと、用意したのだ。

案外バーバパパになじみがない様子だったので。

 

でも今日のメンバーは、絶対バーバパパを知り尽くしているから、パス。

違う本も用意しとけばよかった。

 

次の文庫の日は、4月16日です。

(芝 直子)