「もりのへなそうる その後」 2022年10月29日
2022年11月06日
第5土曜日で文庫の日。
お客様が無かったので、和子さんと文庫開設45周年になるという話。
よくまあ続いたものだ。
和子さんが自分たちだけで密かにお祝いをしようかと言われる。
そうねぇ、密かになら。
前回の文庫の時に、あお君が副住職さんに頼んで描いてもらっていた
シンカリオンの絵が、完成してボードに貼ってあったのでびっくり。
余りに細かい絵で、頼まれた副住職さんも途中でお仕事に戻られた物だ。
あお君に「持って帰って続きはおうちで描いてみたら?」と言ったら、
「置いといて、描いてもらう」とのお返事。
今日はお習字の日じゃないし、しばらくはあお君も来ないかもしれないけれど、
きっちり描いてくださって、感謝です。
ありがとうございました。
ところで去年の春、このブログで書いた、渡辺茂男作の『もりのへなそうる』が
長年の間にいつのまにか無くなっていた件。
やっぱり見たいので、中古品を手に入れた。
いつも参加している、絵本の勉強会で、次回の発表の担当が私で、
テーマが『もりのへなそうる』になっているのだ。
手に入れて改めて読んでみると、やっぱりいいなあ。
幼い兄弟が、森の中で「ちじゅ」(地図)を頼りに冒険をして、
不思議な生き物へなそうるに会うお話。
幼いみつや君のたどたどしい言い間違えも楽しいし、
お母さんのおおらかな様子も素敵だ。
ワクワクして、なんだかほっこりするお話。
だれか読んでくれる子がいたらいいな。
次の文庫の日は、11月5日です。
(芝 直子)