「大ピンチ図鑑」 2023年2月4日
2023年02月10日
今日のタイトルの「大ピンチ図鑑」は、申し訳ないことに文庫の本じゃない。
面白かったら文庫に持って行こうと、先日入手したのだけれど、
おかしすぎたので、孫の誕生日プレゼントにしてしまった…
そもそも孫が生まれた時から、誕生日には必ず私が選んだ本を数冊、
勝手に送り付けることにしているのだ。
赤ちゃんの頃は、もっぱら絵本。
5年生になった今でも、絵本も混ぜて児童書を贈っている。
今年のセレクトは、『あるかしら書店』、『サブキャラたちのグリム童話』、
『むらの英雄』、『大ピンチ図鑑』、それと、『夜の小学校で』。
そしたら孫から電話で、『夜の小学校で』は前にもらって、ダブってるとのこと。
やっぱりなあ。そんな気もしたのよ。
自分の好きな本だから、つい入れたくなっちゃう。
ところで、『大ピンチ図鑑』は書評で見て気になった本。
見たら本当におかしくもあり、気の毒でもあり、さすが鈴木のりたけさん。
とりあえず孫のプレゼントに追加してしまったので、文庫には改めて発注した。
次の文庫までに届くといいなあ。
さて、今日の文庫のお客様は、元かいがら文庫の栄田さん。
和子さんと一緒に私のお話を聞いてくださった。
折よく昨日が節分だったので、(孫の誕生日も節分!)
お話は『だんだん飲み』にした。
おなかの痛い亭主が、お寺の和尚さんに相談しては、
つぎつぎ色んな物を飲み込むお話だ。
最後は鬼を飲み込んだ亭主の口の中に、和尚さんが「鬼は外!!」と
豆を投げ込んで、鬼は逃げていくという、摩訶不思議なお話。
和子さんも「和尚さんて、物知りやねえ」と、面白がって聞いてくれた。
次の文庫の日は、2月18日です。
(芝 直子)