「ブルドーザーのガンバ」 2023年5月20日
2023年05月21日
今日はお習字の日で、文庫には早くからあお君の姿が。
ママがお習字に行く間、文庫で遊ぼう。
前回に続いて、ポケモンの塗り絵に励むあお君の横で、
私もすみっコぐらしの絵を見ながら、それを下絵にして風車作り。
絵は無くてもいいんだけど、あった方が楽しいかと。
そしたらあお君も、ポケモンの絵を描いた風車が欲しいと言い出して、
細かいポケモンの絵にてこずりながら、リクエストに応えてそっちも制作。
とてもよく回るのができて、境内で回してみる。
む、私のすみっコぐらしのよりもよく回るぞ。
ところで、なんとあお君、文庫で借りた本の数が100冊になった!!
最近は100冊になるまで借りてくれる人が無かったので、
前回の平成25年の藤浪賢太郎君以来、10年ぶりか?!
文庫をリニューアルした時に、100冊や200冊になった人の貼り紙が
劣化していたので取り外して、パソコンとパウチできれいにした。
だから書き足すとなると、上からマジックで書くしかなくて、
写真のようになったけれど。
我ながら下手な字やなあ、と眺めていて、ハッと気がついた。
書き足した2枚目の上にある、1枚目の『100冊になったおともだち』の中に、
かつて三兄妹で文庫に通ってくれていた、ママの名前もあるではないか。
ママたちは三人とも幼稚園の時に100冊になっている。
あお君と一緒だ!!
恐るべし、文庫の歴史。
さて、今日あお君が借りてくれた本は、鶴見正夫作の『ブルドーザーのガンバ』。
ちょうど返却に来てくれた方が置いていかれた絵本だ。
あお君が目ざとく見つけて、「これ借りる」と言ってくれた。
古くなって捨てられたブルドーザーが、救急車を通すためにがけ崩れを
取り除いて、男の子を救うお話。
ちょっと終わり方が気になるけれど、この本は50年も前に出版されている。
団地がどんどん作られて、造成の花形だったブルドーザーのガンバ。
下の息子がこの本を好きだったのを思い出した。
さあ、あお君に100冊のお祝いだわ。
あお君、ママたちは200冊の貼り紙にも名前があるよ。
次の文庫の日は、6月3日です。
(芝 直子)