今日のまゆーら

  「大ピンチずかん」 2023年8月5日

2023年08月15日



夏休みも真っただ中になって、今日は東京から待望のお客様。

春休み以来の、はるかちゃんとあきら君だ。

文庫に来るのをとても楽しみにしてくれていたとかで、

うれし涙が出ちゃうよ。

まゆーら文庫 今日のまゆーら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママが今日帰省の予定だとかで、二人はおばあちゃんが連れてきてくれた。

たった4か月ほどの間に、すっかり大きくなっている。

 

さっそくカードゲームやトランプをして、お絵かきと工作。

小さいタオルハンカチで作る、かわいいクマちゃんができた。

目は、文庫にあった素敵なボタンだ。

 

それから二人にお話を聞いてもらう。

『だれがいちばん兄さんか』っていう、ちょっぴりクイズみたいなお話だ。

仲良く暮らす4匹の動物たちが、その中でだれがいちばん兄さんか、

決めようよ、と言い出して…。

 

僕が小さい頃、この大きな木は、僕の背の高さだった、とゾウ。

僕が小さい頃、この木は僕の体と同じ大きさだった、とサル。

ウサギは、自分よりずっと小さかったと言い、最後にハトが、

私が種をくわえてきたんだと言う。

 

さすがにはるかちゃんは、「わかった!」と言って、

あきらくんは、体の大きさで、ゾウが兄さんだと思う、とのこと。

うんうん、だれが兄さんだろうねぇ。

 

帰りには、二人とも絵本を何冊も借りてくれた。

はるかちゃんが探したのは、鈴木ノリタケ作の『大ピンチずかん』。

なんでも、春休みに来た時に、他の子が借りていくのを見て、

いいなと思っていたとのことだ。

本棚にあって良かった。

大ピンチずかん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく面白い本だものね。

マサカそんな…というようなピンチが次々に出てきて、

牛乳をひっくり返したり、自転車の将棋倒しに出会ったり、

心当たりがありすぎる。

小学校低学年なら、ドンピシャ、ハマると思うので、楽しんでね。

 

さて、和子さんからお野菜を一杯いただいて、帰ります。

 

次の文庫の日は、8月19日です。

(芝 直子)