「うみの100かいだてのいえ」 2024年4月20日
2024年04月21日
今日のお客さんは、前にも一度来てくれたりぜちゃんと、それから佐武さん。
りぜちゃんはママがお習字に来ていて、その間文庫で遊んでいる。
今日はあお君がお休みだったので、うーんと年の離れた佐武さんが遊び相手だ。
「おじちゃん、ドールハウスしよう」とか、
けっこう難しいマンカラカラハを引っ張り出して「おじちゃんとやる」とか。
マンカラカラハは、前回にはなかなか分からなくて、途中で嫌になっていたのに、何か月かですっかり数字もルールも分かってきた。
頑張ってやっていたのに、石3つの差で負けて、悔しがっていたけれど、
次に来た時には、きっと勝てるわ。
そんなりぜちゃんに、「本を読んであげるよ」と言ったら、
パッと本棚から出してきたのが、いわいとしお作の100かいだてシリーズの中の
『うみの100かいだてのいえ』。
うん、これは面白いよね。
船の上から海に落ちた、お人形のテンちゃん。
服や帽子やバッグも取れてしまって、どんどん海の中に沈んでしまうのだが、
100かいだてのいえで、たくさんの生き物たちが
テンちゃんの服などを活用している。
そこで代わりのプレゼントをもらいながら、潜っていくと…。
エレベーターの階数表示みたいに、家についている数字をりぜちゃんが読む。
もしかしたら知ってる絵本だったのかもね。
このシリーズはたくさん出てるけど、文庫にあるのは3冊かな。
お習字が終わったお母さんと一緒に、りぜちゃんが帰ってから、
入ってこられた和子さんにお話を聞いてもらって、今日はお終い。
とても文庫らしい一日だった。
ところで、次回は5月4日が祝日になるので、文庫はお休みです。
ゴールデンウイーク中でも、カレンダーが黒字なら開けてるんだけどね。
一か月空いちゃうなあ。残念。
次の文庫の日は、5月18日です。
(芝 直子)