チリメンモンスターをさがせ!
2012年05月19日 1か月ぶりの文庫の日。
「新しい工作をしたい」との
ゆきや君のリクエストにこたえて、
チラシとビニール袋で作るフリスビー。
作り方はいたって簡単。
チラシを巻いて棒状にしたもので輪っかを作り、
ビニールをピンと貼るだけだ。
ただしセロテープが無くなっていて、
途中で買いに行っていただくというハプニングが!
皆さんのおかげで完成したフリスビーは、
とにかくクルクルと良く飛んで、
うっかりすると屋根に乗りそうで冷や冷やするほどだ。
投げる場所を選ぶ工作だなあ。
写真はチロッと舌を出しながら
見事なフォームで投げたゆきや君と
目玉模様のフリスビーを手にした りこちゃん。
遊んだあとは、文庫の入口に腰かけて、
『チリメンモンスターをさがせ!』の本で
チリモン探しが始まっていた。
『ミッケ』シリーズと同じような、物探し絵本だけれど、
きしわだ自然資料館の著作だけあって、
出てくるチリモンが実に詳しくて、図鑑としても面白い。
へえぇ、海にはそんな生きものがいたんだ!と、
出てくるチリモンが多種多様なのにもびっくり。
そう言えば、子どもの頃食べたちりめんじゃこには
こんなのがいっぱい入っていたわ。
タツノオトシゴなんかがいたら、トクした気がしたものだ。
今では選別されているらしいが、
雑味があると嫌がられるのかなぁ。
何でもきれいにしなきゃ売れないとか??
人間も魚も、雑味があってこそ味わい深いと思うけれど。
真剣にチリモン探しをしているみきちゃんらを横目に、
そんなしょうもない事を考えてしまった。
次の文庫の日は、6月2日です。
(芝 直子)