今日のまゆーら

  かならずおれる折り紙

2012年03月17日

春一番かと思う程の強い南風で暖かい日。
汗だくになった子どもたちは次々脱皮…。

今日はいつもの常連さんに加えて、
珍しいお客さんが次々来てくれて、賑やかだった。

境内を走り回る子、
山の上でだんご虫を探す子、
文庫で折り紙に挑戦している子。

あちこちに子どもたちの声がして、
何だか久々に「文庫」らしいゾ。

20年以上前に文庫の常連だった方が、
お子さん3人を連れて遊びに来てくれた。

すっかり大人の顔になって(当たり前だが)、
全然知らない人みたいに思って失礼した。

お母さんのかよこさんは、平成元年に100冊に、
翌年に200冊になったと壁の張り紙に…!

そんなに一杯本を読んでくれたんだ。

今度1年生になるなっちゃんを筆頭に、
弟君二人も楽しい!

折り紙の本を一生懸命見て、そのうちの
『かならずおれる折り紙』を借りてくれた。
また来てね。

写真は本堂の拭き掃除をするけんたろう君。
なぜかいきなり本堂の廊下や階段の掃除をしようと
誰かが言いだしたらしい。

雑巾は真っ黒で、みんなの膝や靴下も
お母さんが悲鳴を上げそうなほど黒くなった。
ご苦労様でした。

さてもう一枚は山の上のだんご虫探しチーム。
石をひっくり返すと、初めはうじゃうじゃとアリが、
それからあわてて逃げるだんご虫の群れ。

啓蟄も過ぎたとはいえ、そんなに一杯いたんだ!

文庫を閉めるころに戻ってきたいっと隊長のバケツには
水路で獲ったエビがどっさり入っていたし、
確かに春は来ているのね。

次の文庫の日は、3月31日です。
  (芝 直子)