バーバパパのだいサーカス
2009年06月20日 前回とうって変わって、今日のお客はいっと君兄妹と、けんたろう君兄妹の4人だけ。
4人ともここの正教寺のお孫さんだから、文庫のお客とは言えないかも?
でも本を読み、工作もし、近所のため池で魚取りもし…。
お兄ちゃん組ふたりは、文庫を楽しんでくれたようだ。
写真は、いっと君の戦利品のドジョウ。
ドジョウなら、家で飼えるかもね。
はるなちゃんは、カメラを向けるとパッとポーズをとったのでびっくりした。
かわいいポーズ!
って、いつのまに、そんな事を覚えていくのやら。
さすが女の子…。
ところでけんたろう君の今日のマイブームは、『バーバパパ』。
はるなちゃんに手を取られるお母さんに、「読んで読んで」とバーバパパを次々に出してくる。
途中で「おばちゃんじゃダメ?」と言ったら、「いい」と言ってくれたので、初めてけんたろう君と本を読む。
前ごろは「読んであげようか」と言っても、ママじゃないとダメ、と無言で断られたのだけれど。
読んだのは『バーバパパのだいサーカス』だ。
読んでたら、途中でいっと君が「見せて」と寄って来た。
そして読み終わるや否や、「もう一回最初から読んで」とのこと。
うれしくて(?)、もう一度読ませてもらう。
5年生になったいっと君には、けんたろう君とは別の意味で、もう長いこと絵本を聞いてもらうことはなかったなぁ。
小さいころはあんなに一杯「読んで」って言ってくれたのに。
これも成長。
帰りに文庫の看板を片づけながら、いっと君が「今日はあんまり来んかったなぁ」と言う。
「そのおかげでいっと君に絵本読めたやん。」
「うん。」
ところで、その『バーバパパのシリーズ』もそうなのだが、文庫の本はたいていボロボロだ。
何しろ文庫開設が1976年。(今まで1978年かと思っていたが、この前間違いに気づいた。)
学研のひみつシリーズなど科学系の本は、どう見ても今の科学の実情ではない!
古くなった本を買い替え、新しい本もまとめて買いたい。それで、今年は伊藤忠記念財団の文庫助成金に応募することにした。
もらえるといいなぁと、いっと君ママの妙ちゃんや、けんたろう君ママのけいちゃんと、とらぬ狸の皮算用…。
次の文庫の日は、7月4日です。
(芝 直子)