いつもちこくのおとこのこ -ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシー
2009年04月18日 樹人君の今日の注文は
「『ねえ、どれがいい?』を書いた人の本、全部出して。」
バーニンガムの本ってことね。
工作しながら聞いたので、「後でね」と答え、帰る頃になって思い出した!
『ガンピーさんのふなあそび』、『いっしょにきしゃにのせてって』、『アボガドベイビー』
まだ何か忘れてるような…と探して、思い出した。
「あっ、いつもちこくのおとこのこ!」
そう叫んだら、間髪をいれずに樹人君ママの妙ちゃんが
「えっ、樹人のこと?」
いやいや、と大笑い。
本棚から取り出して、「これ面白いでぇ。読みたいわ」と言ったら、みんなも「知ってる!」と言いながら聞いてくれた。
中学生になったそうたアニキも、いつのまにか絵を描く手を止めている。
「先生、悪いで」
「えーっ」
「ほんとの事言うてんのに、かわいそう」
ところでこの絵本の表紙の裏には、先生に命じられて、罰にジョンが書いた書き取りがびっしり書かれている。
「もうわにのうそはつきません。てぶくろもなくしません」
という意味の英語の書き取りなのだが、みきちゃんのママに読んでもらったところ、新事実が判明。
どっさり書いているうち、ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシーは、途中で単語のスペルを間違えて、そのまま書き続けていたのだ!
なんとバーニンガムの芸の細かいこと。
みきちゃんのママは、さすが英語の先生。
そのみきちゃんの家に、だるまさんシリーズの作者、かがくいひろし氏からハガキが届いたと、みきちゃんが見せてくれた。
読者カードのお返事だとか! すごいなあ。
今日の工作は、母の日も近いので粘土のカーネーション。
それを(仕掛けカード)に貼って、開くと『お母さんありがとう』の字が出るようにしたのだが・・・
落っこちて知らずに踏んでしまったカーネーションは、押し花に化けてカードに張り付けた。
完成して良かった!
次の文庫の日は、5月2日です。
(芝 直子)