よもぎだんご
2009年01月17日 新年最初の文庫の日。
そろそろお正月でもないのだが、一応「あけましておめでとう」の言葉が飛び交う。
樹人君たちいつもの男の子がお休みで、樹人君のお母さんだけが作りかけのミニチュアを仕上げに来てくれた。
そこへお母さんに連れられたみきちゃん登場。
しばらくすると、妹のりこちゃんをベビーカーに乗せてお父さんが。
更に別の要件でお寺を訪れたのが、みきちゃんのおばあちゃん。今日の文庫はみきちゃん一家だ!
この前には這い這いだったりこちゃんもしっかり歩いて、一時もじっとしないで手当たり次第に絵本を取り出して見てくれる。すごいなあ。
ところで今日一番先に読んだのは、さとうわきこ作の『よもぎだんご』。
実は先日、私の勤めている学童保育の教室で、おやつに三色団子を出したら、緑の団子がひどく不評…。
着色料じゃない本当のヨモギだったのが、「にがい」「まずい」と言うことらしい。
「それはヨモギっていう草で…」と言ったら、
「草?! オエーッ」
この子らにヨモギの説明をしたくて思いついたのが、さとうわきこ作 福音館書店の はじめてであうかがく絵本『よもぎだんご』。
確かまゆーらには無かったので、文庫仲間の『かいがら文庫』の宮永さんに聞いてみた。
「あいにく見当たらないので、探すついでにあちこちの図書館にも聞いてみたけど、なかったわ」とのお返事が。
それが今日文庫に来て、思いついて、頂き物の福音館の月刊誌ばかりを置いている棚を探したら、出てきた!
宮永さんごめんね!!
あはは…と笑ってごまかそう。
みきちゃんと一緒に読みながら、最後のページのばばばあちゃんは、いったい何歳の誕生日なんだろうと考えてしまった。
次の文庫の日は、1月31日です。
(芝 直子)