実物大恐竜図鑑
2008年11月15日 今日のお客は、内観に来ているお母さんについて来て、お寺に滞在中のたかふみ君と、いつも来てくれる樹人君。
幼稚園児のたかふみ君は、文庫の部屋で既に何日かを過ごしていたとのことで、「オレ、この本好き」と、この前買ったばかりのデヴィット・ベルゲンの『実物大恐竜図鑑』を教えてくれた。
まだ字が読めなくても、この迫力なら引き込まれるよね。
そう言えば、私が勤めている学童保育の教室でも、この本の恐竜の口のページを床に拡げて腹這いになり、「喰われた!」と叫ぶ子がいる…。
それから何か工作をしようと、絵変わりカードを作りかけたが、描く画材を探しているうちに、いろいろ興味が移って、なかなか捗らない。
ぜひとも仕上げなくてはいけない理由もないし、なんだかんだと遊んでいるところへ、思わぬお客が!
おばあちゃんの往診に来て下さった、歯医者さん!
文庫の隣の部屋が、にわかに歯医者さんの診察室になったものだから、さあ大変。
ビィ~ン…というあの音も、診察台にいるのが自分でなければOKさ!
と言うわけで、歯医者さんを取り囲んで、たかふみ君と樹人君がその手元を覗き込む。
きっと歯医者さんは、ここに往診に来るのは土曜日以外にしようと思ったに違いない。
ところで、「芝さんの単車、分からなかったので、文庫ないのかと思ったけど、看板が出てたので良かったわ」
と、樹人君のお母さんの妙ちゃんに言っていただいた文庫の看板を写してみた。
晴れの日用と、雨の日用です。
次の文庫の日は、11月29日です。
(芝 直子)