今日のまゆーら

  「だるまちゃんとうさぎちゃん」2014年2月15日 

2014年02月17日

 

 

昨日は和歌山にも珍しく大雪が降った。

と言っても6センチだから、雪国の人には鼻で笑われるかる知れないけれど、

和歌山の住民にはおおごとだ。

 

りこちゃんたちの幼稚園バスは走れなくなって、休園になったそうだし、

受験生のいっと君は、道路が危ないから欠席したら、と言う

ママの助言を振り切って、雪合戦のために登校したとか。

 

初め聞いたとき、私はてっきりバレンタインデーのチョコをもらうために

何がなんでも行かねばならぬのかと誤解した…。

 

それほど和歌山では一大事になるほどの雪だったのだ。

で、一夜明けてもまだまだ雪が残っている。

 

文庫に来てみたら、なんと本堂の前に雪だるまが!

誰か子どもが作りに来たのかと思ったら、ご住職の作品だった。

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雪かきのついでに製作されたらしいが、棕櫚の葉を腕にして、

植木鉢の帽子、金柑や南天の目鼻が付いている本格派だ。

 

惜しむらくは一日たって、目鼻が落っこちていたことか。

これ以上溶けないうちに記念撮影。

 

雪だるまの絵本を探そうかと思ったけれど、

ついつい他のおしゃべりに夢中になって、探せなかった。

 

確か文庫にも古い本があったはず。

かこさとしの『だるまちゃんとうさぎちゃん』だ。

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雪だるまの目がリンゴだったし、目がひとつになったら「たんげさぜん」、

なくなったら「ざとういち」って…。

 

丹下左膳や座頭市を今の子どもが知ってるかどうかは別にしても、

雪の日には絶対面白い本だったのに、手遅れだわ。

今度雪が降ったらぜひ読もう、って和歌山ではいつやねん。

 

それはそうと、前回の文庫の日に私の母が他界しました。

お通夜には文庫のお母さんや子どもたちが大勢おいでいただいて、

申し訳ありませんでした。

お参り下さって心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

次の文庫の日は、3月1日です。

(芝 直子)