「てつぞうはね」2014年3月1日
2014年03月04日 いよいよ3月、あさってはひな祭り。
前回の雪の日にぴったりの『だるまちゃんとうさぎちゃん』を
読み損ねたので、今日こそはおひな様の本を読もうと
『もりのひなまつり』を出しておいた。
なのに真っ先にやってきたゆきや君に
「おひな様なんか興味無い」と断られた。
そう言えば去年も、3月3日の文庫の日にこれを読もうとしたら
ゆきや君に「却下!」と叫ばれたんだった。
うーむ、彼はおひな様の天敵だな。
仕方なく今日持って行った新しい本、ミロコマチコ作の
『てつぞうはね』を読んでみる。
真っ白で大きい暴れん坊ネコのてつぞうと「わたし」の日常の絵本。
四季ごとのエピソードの後、てつぞうは8年目に
『子ネコみたいにちいさくなってうごかなくなっ』て、死んでしまうが、
その後に迎えた2匹の子ネコの事も描かれるので、悲しい終わり方ではない。
8年って早すぎるよ…と思うのは、私も年末と年始に立て続けに
飼い猫2匹を亡くしたからかも。
1匹は17年の長寿を全うしたが、もう1匹は私と同じ病気だったので
勝手に戦友だと思っていたのだけれど、最後は眠るように逝った。
まあそうは言っても、自宅にはまだ10匹もネコがいるのだよね。
ところでこの本、帯にも仕掛けがあって、
はずして蛇腹に畳むと、小さい絵本になる。
ちょっとオマケの、得した気分だ。
百均で買ったスライムみたいな卵のおもちゃを持って行ったので、
もっぱらそれで盛り上がり、他にゆきや君のお得意の手品も教えてもらった。
ゆきや君は手品マニアらしい!!
花祭りでぜひ披露して頂きたいので、よろしく!
その花祭りは4月19日(土)の11時からだそうです。
お供えするお花を持って来てください。
どんなお花でもいいよ。
お花と言えば、この写真はりこちゃんとママが持ってきてくれたお花。
文庫に来る途中に落ちていたそうで、文字通りの梅一輪!
春はホントに来てるんだなあ。
もう一枚の写真は、文庫に転がるお尻、ではなくて長い足。
けんちゃんとりこちゃんたちの後ろ姿。
けんちゃんには、次の文庫の時には何か工作をしたいと言われた。
今日はスライムで遊び呆けていたので、何も準備してなかったのよね。
じゃあ次は何かを作ろう。
考えなくては。
次の文庫の日は、3月15日です。
(芝 直子)