「にんじんばたけのパピプペポ」2014年8月2日
2014年08月03日
いよいよ夏休み真っ最中。
次回の文庫の日はちょうどお盆になるので、1回休み。
それで今日は夏休み工作の日にした。
作るのは簡単にできるドアプレート。
ただしすっごく個性が出ます!
写真はみきちゃんとりこちゃんの作品だけど、
他にも、さすがセンスの光るあいか姉ちゃんの作品や、
これでもかとエンドレスにスパンコールを盛り上げたさやちゃんのやら、
それぞれに個性あふれるドアプレートができた。
おんなじ材料を使って(あえて使わないという選択肢もあって)、
こんなに印象の変わる作品ができるんだ…と、感心した。
簡単に出来すぎた、という方、ごめんなさい。
大勢でやろうとすると、ついつい準備過剰になってしまうのかも。
自分たちでもっと手をかける工作もさせてあげたいけれど、
そこの兼ね合いが難しいと、帰ってから反省した。
もう一枚の写真は、クイズに挑戦する皆さん。
紀北子どもの本連絡会の機関紙『紀の子』ができたので、
その中の本の名前当てクイズにチャレンジしているところだ。
ごく初心者向きに作ったので、無事に皆さん正解して、
賞品のキーホルダーをもらっていただけた。
ヒントは紙面にいくつか隠れているし、文庫の本棚にもある。
でも、いくつかの本の名前を組み合わせて正解を出すという過程をすっ飛ばして
正解欄のわずかなヒントだけで、ズバッと解答したのはあいかちゃんのママ。
さっすがー、前田三兄妹のママだけのことはある、と、一同感心しきり。
ちなみにかこさとし作『にんじんばたけのパピプペポ』は、クイズの問題の一つ。
正解の『はらぺこあおむし』にたどり着くために、(あ、正解書いてしもた)
『ぺ』のついた名前を探していて選んだ本だ。
40年くらい前に出た本で、子ブタたちが赤い根の草を見つけて、
食べたら優しい賢い子ブタになって…、一方だましてそれを取り上げようとした
もぐらどんやうさぎどんは…という、ちょっぴり教訓っぽいお話です。
私としてはお説教くさいお話はちょっと苦手。
きっと自分の身につまされて、怒られてるような気がするからでしょうね。
でもこの本に出てくる、「本の形をした図書館」の絵が大好き。
レンガ作りで本を立てた形の建物、初めて読んだ時から印象的で忘れられません。
にんじんねぇ…、きっと嫌いな子が多いから教訓っぽくなったのかも。
さあ次回は夏休みもお終いの8月30日。
宿題それまでに片付いてるといいね。
片付いてなくてもいいから、元気で楽しく夏休みを過ごしてください。
次の文庫の日は、8月30日です。
(芝 直子)