「雪の結晶ノート」 2015年2月7日
2015年02月10日
前回の雪の文庫に比べて、今日は暖か。
境内に干してある藤浪さんお手製の切干大根も、お日さまを浴びている。
良く乾きそうだ。きっとおいしくなるぞ。
でも今日文庫で探したのは、『雪の結晶ノート』だ。
マーク・カッシーノ、ジョン・ネルソン共著のとてもきれいな写真絵本。
お話のついた本ではなく、雪の結晶がどうしてできるのか、
なぜ色んな形があるのかなど、結晶の写真とともに分かりやすく書いた本だ。
6角形になるのはどんな時、柱みたいになるのはどんな時、
枝が伸びていくのはどうして?
でもびっくりしたのは、雪というのは全部中心に微細なゴミや灰などの
核を持っているということ。
それに、同じ形は一つとして無いんだって。
で、なぜこの本を本棚から探したかと言うと、るなちゃんやだいちゃんのママが
お友だちから送られてきたきれいな雪の結晶の写真をみせてくれたから!
アメリカ在住の方で、車のフロントガラスにちっちゃな白い粒がついていて
よーく見ると、6角形のみごとな結晶の形なのだ。
ママのお話ではアメリカのそのあたりは湿度が低く、
結晶が溶けずにきれいに降ってくるのだそうな。
見てみたい!
絵本によると、雪の結晶を観察する方法は、黒い厚紙などを準備して、
しかもそれをあらかじめ冷やしておいて、
後はひたすら雪が降るのを待つだけ…って、おい。
とりあえずは雪が降ってきたら、手のひらではなく、帽子や手袋で受けましょう。
きれいなものは見たいけど、寒いのは大嫌いな私としては
やっぱり炬燵で見てるのがいいかも。
夕方になって急に曇り空になり、寒くなった境内でみんなは元気に
走り回って遊んでいる。
ついていく根性が無くて、夕べお腹をこわしてダルしなあと思いつつ、
文庫のストーブのそばでこの雪の結晶の絵本を読んで過ごしてしまった。
そう言えば今日の天気予報は、晴れのち曇り。 雪じゃなかった。
写真は珍しく文庫で宿題をしているるなちゃん。
なかなかスラスラと問題を解いていたけれど、そのプリントって
タイムを計るやつじゃなかったっけ。
さて曇ってきたので密かに心配していたら、藤浪さんが帰って来て、
無事に切干大根を取り入れた。安心。
次の文庫の日は、2月21日です。
(芝 直子)