「さんねん峠」 2016年11月19日
2016年11月21日
今日は久しぶりにゆいちゃん・めいちゃん姉妹が来てくれた。
二、三カ月見ないうちに、大きくなっていてビックリ。
特にめいちゃん!
初めに一人で入ってきた時は、一瞬ゆいちゃんかと思ってしまったよ。
で、お姉ちゃんのゆいちゃんが本棚から見つけたのが、『さんねん峠』。
小学校の3年の国語の教科書に載っている、李錦玉作・朴民宣絵の原作絵本だ。
原作と言うより、ほとんどこのまま教科書に載っているが、
教科書では挿絵は当然少なくなっているし、
絵本の大きな絵でたっぷり感じられる、朝鮮の昔の風景や暖かさも伝わりにくい。
でもそんなことは問題ではないほどの、大きな違いをゆいちゃんが発見した!
「あれ…?」
絵本の一番最後の、3行ほどの文章だ。
教科書では、「だれだったのでしょうね」で終わっているのに、
なんと絵本ではちゃんと「それは……だったのです」と続いて、
種明かしがされているのだ。
教科書を作った人は、なぜあえてそこを抜いたのだろう。
余韻か? それとも別の理由か、勘ぐってしまうぞ。
今日はお母さん方も境内でおしゃべりに花を咲かせていて、
久しぶりににぎやかだった。
そうだ、りこちゃんママ、お誕生日おめでとうございます。
りこちゃんたちがメダルを作ってプレゼントすると張り切っていた。
写真は文庫にあった小さい算盤を見つけて、パチパチやっているゆいちゃん。
なんとゆいちゃんもめいちゃんも、それからりこちゃんも、
算盤を習っているとのこと。知らなかったわ。
さてさて、迂闊にもすっかり忘れていたのだけれど、
次回の文庫の日、12月3日は成道会だと和子さんに伺った。
お釈迦様が悟りを開かれたお祝いの行事で、
文庫ではもっぱら「お汁粉パーティー」で通っている日。
でもあいにく色々行事と重なって、今日来た常連さんたちは来られないらしい。
和子さん、あんまりたくさんお汁粉を作ったら、余って困るかもよ。
皆様、どなたでも、お汁粉目当てだけでも結構ですので、
奮ってご参加ください。
2時からです!
次の文庫の日は、12月3日成道会です。
(芝 直子)