「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」2017年10月21日
2017年10月25日
またもや台風接近とのことで、激しい雨。
きっとだれも見えないと思っていたら、何ヶ月振りかで
りこちゃんがお母さんと一緒に来てくれた。
久しぶりのりこちゃん、ちょっぴり大人びている。
もう、ちっちゃい妹の、りこちゃんではないぞ。
お母さんと久しぶりにおしゃべりしていたら、
大人びたりこちゃんの写真を撮り忘れた。
一生の不覚だわ。
明日の投票日の話とか、暑かった運動会のこととか、
おしゃべりばかりで、うるさかったかも。
ごめんね、りこちゃん。
だって、運動会の場所取りに夜中の1時から校門前に並ぶとか、
びっくりする話が一杯だったのよ。
とりあえずりこちゃんにこんなのはどうかしらと、
片っぱしからおススメ本を並べてみたら、
お母さんがお姉ちゃんが好きかもと、たくさん借りて行ってくれた。
文庫を開いていてよくあるのは、
気に入った本に出会ってくれたかしら、と
その子が帰ったあとですごく気になってしまうこと。
今日はどうだったのか、おしゃべりばかりしていた反省。
きっと、うまく対応できなかったのではないかと…。
りこちゃん、また来てね。
りこちゃんが帰ってから、和子さんやお客様と一緒にお茶を頂く。
よっこちゃんが淹れてくださったこぶ茶のお茶受けが
冷凍のブルーベリーだった。
酸っぱいものが苦手で、少しだけ頂いた。
うちではジャムにして、甘ーくしている。
そんな話をしていて、ブルーベリーの絵本を思い出した。
エルサ・ベスコフ作の『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』。
文庫にずっと前からある、とてもきれいな絵本だ。
男の子のプッテが、お母さんのプレゼントにブルーベリーを摘みに行き、
森で小人のお爺さんに会って、魔法で小さくなって…。
ブルーベリーの森で不思議な冒険をするのだが、
何よりも絵の美しさに圧倒される本だ。
あんまり古いので色があせて来ていて、ちょっと残念だけれど、
文庫にあるのでぜひ絵だけでも見てください。
そもそもブルーベリーっていう果物?か、木の実?を知ったのは、
この絵本だったのです!
いいなあ。
次の文庫の日は、11月4日です。
(芝 直子)