今日のまゆーら

  「ノラネコぐんだん パンこうじょう」 2018年1月20日 

2018年01月24日

今日ははるなちゃんとりこちゃんの二人の女の子と、工作の日々。
何の準備もしてなかったので、とりあえずその辺にあるもので作る。

まずはセロテープの芯で作った打ち上げ花火。
初めモールを切って束ねた物を飛ばしたら、芯が針金なので結構危ない。
次は毛糸のボンボンにして、やっとうまくいった。

 

 

 

 

 

 

ビヨーンと輪ゴムの力で飛び上がる。
4年生のお姉さん向きでは無かったかも知れないけれど、ごめん。

 

 

 

 

 

 

 

りこちゃんがお迎えで帰った後、はるちゃんと作ったのは絵替わりカード。
厚紙2枚で違う絵が出てくると言うやつだけれど、
これも不思議がって飛びついてくれるのは、もっと小さい子だわ。

最近お客が少ないのと、小さい子が多いのとで、
つい新しいネタが乏しくなっていた。

お兄ちゃんのけんちゃんには、いつも「危ない物を作らせて」と言われる。
剣とか、銃の類いらしい。
そんなのは芝さんの引き出しには無いし、材料も無いなあ。

チラシを丸めた剣とかだったら怒られそうだし。
基本危ないものはノーサンキューだから。

とりあえず輪ゴムを2重の3連にして、パチンコを作ってごまかした。
さすがにすごい威力でよく飛んだ。
文庫にある、鈴付きの風鈴を的にしたら、けんちゃんがズバッと当てて、
いい音がした。

因みに、危ないこと、悪いことばかりするノラネコだちが主人公になっている
最近のお気に入り絵本を紹介。

 

 

 

 

 

 

 

工藤ノリコ作のシリーズで、『ノラネコぐんだん パンこうじょう』などだ。
人の目を盗んでパン工場に忍び込み、でっかいパンを作った挙句、
工場を爆発させるネコたち。

こんなことをしていいと思っているんですか、と怒られて、
悪いことです、と正座で反省する。

この本が好きなのは、反省したネコたちがパンを食べさせてもらって一件落着…
とは決してならない所。
そんなありがちな、玉虫色の予定調和じゃない所が面白い。

叱られて反省し、食べるどころか、壊れた工場の再建に必死で働いたり、
他のシリーズでも後始末にしぶしぶ従事するネコたち。
きっとまた同じことを繰り返すんだろうなと、笑わせてくれる。

文庫に持って行くので、ぜひ読んでください。

次の文庫の日は、2月3日です。 節分なのだ。
(芝 直子)