「カブトムシのかいかたそだてかた」 2018年9月15日
2018年09月17日
いきなり『カブトムシのかいかたそだてかた』って、
文庫で飼うのかと思われたらごめんなさい。
飼っているのは自宅と学童保育の教室で、今年もそろそろ成虫は死んで、
残されたのは幼虫がどっさり、という状態。
毎年そうやって命をつないでいるのだけれど、いつもなら幼虫の数は十数匹。
なのに今年は、学童保育の教室では39匹、自宅ではなんと61匹…。計100匹。
どっちも飼っていた雄雌あわせて十数匹の成虫から生まれたので、
ものすごい増え方だ。
なんでやねん、と言うと、実はこの本。
岩崎書店の児童書図鑑『カブトムシのかいかたそだてかた』。
今年は猛暑のせいか卵が産まれてもなかなか孵化しなくて、心配になり、
団体貸出しを受けている県立図書館の本を調べて、見つけた。
実は毎年卵を見つけては、別の容器に移していたのだが、
卵は必ず小さな空間の中に産みつけられている。
その小さい部屋が壊れると孵化しない、と書いてあってびっくり。
そうだったのか!!
そこで本の通り、土に割り箸でくぼみをつけて、
その穴に見つけた卵をそっと入れておいたら、気付くと容器が幼虫で一杯になり、
あわてて食べ物にもなる用土を交換することになった。
すっかり大きくなっていて元気いっぱいの幼虫が100匹、さあ大変。
誰かカブトムシを幼虫から育ててみたい人、ぜひもらってくださーい。
毎年飼っていても、本は知らないことを教えてくれると実感した次第。
見やすい良い図鑑だ。
さて文庫は今日もお客が無かったので、この前の続きの封筒作りをする。
和紙で出来た封筒がいくつもできた。使い道があるといいな。
実は新しい工作のネタを仕入れたので、もし誰か来たら
一緒にやってみようと思っていた。
ガムテープが、すごく丈夫でかわいいカバンになるのだ。
またいつかやろうね。
次の文庫の日は、9月29日です。
(芝 直子)