「バーティミアス」 2018年10月20日
2018年10月21日
『バーティミアス』というのは、ジョナサン・ストラウド作のファンタジー小説。
あのハリー・ポッターシリーズのような、と言うか、
それよりずっと面白くて引き込まれる本だと、私個人としては思う本だ。
全部で3巻、外伝も3巻あって、子どもから大人まで楽しめるが、とにかく分厚い。
ちょっとカバンに入れて持ち歩く、なんて無理。
寝っ転がって読むのも絶対に無理。
だけど読み始めると、どんどん引き込まれてあっという間に読み終わってしまう。
12歳の新米魔術師見習いの男の子が主人公なので、
本好きな子どもにも自信を持っておススメしたい本だ。
事実、こないだ学童保育の4年生の男の子に押し売りしてやったら、
数日後、「バーティミアス、読んでる!」と言ってくれた。
彼に押し売りしたのは第1巻の『サマルカンドの秘宝』だが、
ネット書店で1円で入手した本なので、返してくれなくていいと言ってある。
もし、まゆーらでも読んでみたいという子がいたら、
また買って持って行くのだけれど。
文庫に無い本の事をこのページに書くのは初めてかもしれない。
何を書こうかなあと思った時、今一番おススメしたい本がこれだったのだ。
文庫の子で、ファンタジーを読んでくれそうな子がいるといいな。
外伝も読みたいが、あいにくそっちはまだネットで安いのを見つけられなくて…。
やっぱり文庫のブログだから、本の事を書きたいのです!
さて、文庫で和子さんとさんざんおしゃべりしていたら、
和子さんが文庫の誕生祝いの会をやりたいねと言われた。
よくある、創立20周年とか、開設30年とかいうやつのこと。
まゆーらはあんまり古くて、いつが開設の年と言っていいのか
あいまいなのだけれど、多分今年で42年くらいじゃないかと、二人で一致。
「もうすぐ半世紀か?」
「いやぁ、半世紀までは生きてられへんかもしれへん。
45年でお祝いやろう」と和子さん。 それだと後3年くらい?
その辺ならまだ生きてるかなあと、二人で笑ってしまった。
来年の事を言うと鬼が笑うのに、3年後に文庫の創設45周年をするらしい。
いっぱい笑っておいてください、鬼さん。
文庫では、来てくれたはるちゃんと、庭仕事を切り上げたよっこちゃんが
ガムテープのバッグを作っていた。
写真ははるちゃんの作品。
はるちゃんは器用にバランスボールの座りながら本を読んでいた。
私なら絶対に乗り物酔いするわ。
次の文庫の日は、11月3日です。
(芝 直子)