「ノラネコぐんだん アイスのくに」 2020年1月18日
2020年01月23日
今年初めての文庫の日。
お客さんは前回も来てくれた、りなちゃんとママだった。
なんでもお姉ちゃんの真似をしたいかわいい妹さんは来ていなくて、
りなちゃんはママを一人占めして遊んでいた。
お堂で開かれたお習字の会に出席のおばあちゃんを追って
文庫へ来てくれたとのこと。
おばあちゃんが大好きらしい。
他にも幼稚園で絵本を読んでくれる先生の事なども教えてくれた。
ママも一緒に、三人で境内の階段を上ってみた。
寒かったけれど、遠くまで景色が良く見えて、なかなかいい気持ちだ。
上にはご住職が丹精している畑もあって、そこで採れたらしい大根が、
どっさり千切りになって境内に干してある。
まだ瑞々しい大根は、切干大根ではなくてマックのポテトにしか見えないぞ。
そのまま油で揚げて、お塩を振ったら…だめかな、やっぱり。
さて一気に寒くなって、寒さを感じる絵本を探す。
工藤ノリコ作の『ノラネコぐんだん アイスのくに』。
シリーズもので、他にも「ノラネコぐんだん パンこうじょう」等がある。
好き勝手にいたずらする8匹のノラネコたちがハチャメチャで、
しっかり怒られる展開になるのだが、凍ったままで怒られているノラネコたち。
悪い事をしたと思っている・・・と小声で答えているけれど、
絶対に反省してないなと、おかしくなってくる本だ。
寒さを感じる事請け合いの本。
私は「パンこうじょう」も好き。どっちも文庫にあるので読んでね。
ところで和歌山市は大規模断水のニュースで持ちきり。
文庫でも、会う人ごとにその話題になる。
3日間も断水なんて、災害レベルだわとぼやいていたら、
この近辺のお宅は井戸水を使っているから、あまり影響はないらしい。
いいなあ。さあ帰って、断水対策をしよう。
次の文庫の日は、2月1日です。
(芝 直子)