「ジャングル・ブック」 2023年11月18日
2023年11月22日
なんと師走並みの寒さになって、びっくり。
昨日まではこんなんじゃなかったのに…と、文庫にくるなり
ドールハウスにコタツを出してみる。
ついでに鍋と熱燗!
昨日から和歌山城ホールで始まった、グループまゆーら作品展にも、
ドールハウスを持って行っているので、あっちもコタツにしたいと思ってしまった。
模様替えしてこよう。
昨日は初日だったので、一日お手伝いに行ったが、本当の所は働かずに、
座ってミニチュアを作って遊んでいただけだ。
でも、朝から取材の方が2組おいでになって、色々ご質問も受けた。
その中の朝日新聞の方が、作品展の母体になった文庫にも興味を持たれて、
なんと今日の文庫の時間に、写真を撮りたいと、来てくださった。
お若い女性の方で、文庫に入るなり、本を見て感激…。
「子どもの頃に読んだ本がいっぱいある! いいですねぇ!」と、
目を輝かせて本棚を見てくれて、帰りには本を借りて帰られた。
福音館書店の分厚い本で、キップリング作の『ジャングル・ブック』。
小さい頃に何度も読んだが、もっと簡単な子ども向けの本だったらしい。
ジャングル・ブックはディズニーのアニメで有名になったけれど、
小説ではもっと奥深い、人間と動物たちとのあれこれが描かれている。
いいなあ、ぜひ本物に触れてください。
お忙しそうだったけれど、また読み終わって別の本を借りに来てくれるだろう。
あの本も読みたい、あれも懐かしい、とずいぶんおっしゃっていたし、
「そう! 私もあの本が大好きです」と、一緒に盛り上がってしまった。
不思議なところで、本を借りてくれるお客が増えそうだ。
新聞記事も楽しみだ。
でも、たくさん撮っていただいた文庫の写真には、いつも正面にあるはずの、
上田大愚氏筆の『まゆーら文庫』の看板が和歌山城ホールに出張中で、留守…。
残念だ。
いつもなら本堂で開かれるお習字の会も、今日は特別に和歌山城ホールで
開催されていて、静かだ…と思っていたら、変更をご存じない方がお一人、
お寺に来られたので、あわてて和歌山城ホールに行っていただいた。
お留守番の役にはたてたようだ。
次の文庫の日は、12月2日です。
(芝 直子)