「ネコリンピック」 2026年1月31日
2026年02月04日
そろそろ冬季オリンピックが始まる。
テレビのスポーツコーナーでは、メダルが期待されている選手が
次々に紹介されている。
見ていていつも、こんなに期待されたら大変だなあと、
プレッシャーに弱い自分に置き換えて見てしまうんだけれど、
文庫でこんな絵本を見つけた。

その名も『ネコリンピック』 益田ミリ作・ひらさわいっぺい絵の絵本だ。
たくさんのネコが競技をしながら、
「がんばらなくても、いいんだってにゃ~」
「よーいどんではしらなくても、いいんだってにゃ~」
「何回休んでも、いいんだってにゃ~」
と、なんともゆるーく、競技を楽しんでいるのだ。
開いたところに挟まっている金色の紙は、裏に模様があって、
切り取ってヒモをつけたら、自分だけの金メダルができるのだ。
いいなあ。でも誰も切り取ってないけど。
文庫に遊びに来てくださった栄田さんが、喜んで借りて帰ってくれた。
細かいネコの絵も面白いし、見開きのふちにあるネコたちにも仕掛けが・・・
なるほど、必死に頑張って結果を出すだけがスポーツじゃないんだ。
和子さんに、私と栄田さんとで一つずつお話を聞いてもらい、
しばらく来ないお客さんを忘れて盛り上がる。
実は和子さんには、ずうっと気になっている文章があって、
その冒頭の一節だけを覚えているという。
知り合いの方たちに聞いても、何の一節か分からないとの事。
それを、栄田さんがサーっと検索して、「ありました」
島崎藤村の『潮音』という詩だったのだ。
すごいなあ、検索に長けた方ならではで、和子さんが大感激。
胸のつかえがおりたと、喜んでおられた。
めでたしめでたし。
次の文庫の日は、2月7日です。
(芝 直子)
