ロッタちゃんのひっこし
2012年08月04日 今日は夏休み工作教室第2弾、
スノードーム作りをした。
小さい空き瓶に液体の洗濯糊を三分の一ほど入れ、
水を同量注いだところでよく混ぜる。
ふたの内側には、消しゴムやフィギアの人形を貼る。
瓶にスパンコールやビーズ、ラメパウダー、シールなどを
投入して、お好みで入浴剤で着色。
最後に瓶一杯まで水を足して、
溢れるのを承知で、蛇口の下でおもむろに
人形付きのふたを閉めたら出来上がり。
水漏れ防止にビニールテープを巻いたら完ぺきだ。
私が見本に作っていたのは、
昔子どもがコーラのおまけにもらった
イチロー選手のフィギアを入れたもの。
腕を伸ばして立てたバットに、輪投げよろしく
星のおもちゃをひっかけることができる。
3個の星のうち、一つ入ったら、3打数1安打?
見ていたゆきや君ママのみぃちゃんが
「イチローでなくても出来る? 桧山でも?
イチローは足が長いからびんの中でも見えるけど
カケフやったらあかんね?」
知らんがな。
とにかく夏休みで帰省中のはるちゃんたちや、
みきちゃん、りこちゃんなど、みんなで作った。
写真は外の水道で製作中のところ。
科学実験みたいに、真剣に混ぜ合わせています!
おっ、青くなって、涼しげだ。
実は、お風呂に青い入浴剤を入れて浸かりながら、
スノードームを着色しようと思いついたのよね。
さて今回のおススメ本は、かのリンドグレーン作の
『ロッタちゃんのひっこし』
ママの言う事が気に入らなくて、
セーターをハサミで切り刻んで捨てたロッタちゃん。
見つからないように家出を敢行して、
お隣のおうちの納屋に引っ越してしまう。
私にとって、いつの間にか大人の顔になって
子どもたちに接している自分を、
ちょっとだけ反省したくなる本です。
大人が考える(いい子)像をぶち壊す本。
大人になってから『ながくつしたのピッピ』を
読み返した時と同じ感じかなぁ。
でも実際にピッピやロッタちゃんが
学童保育にやってきたら、大人の顔で怒ってしまうわ。
やっぱり駄目な私。
次の文庫の日は、8月18日です。
(芝 直子)