11ぴきのねこマラソン大会
2011年11月05日 今日はみきちゃん家族の貸し切り文庫。
みきちゃん・りこちゃん姉妹の他
お母さんとおばあちゃんまで来てくれて、
ゆっくり遊ぶ。
みきちゃんたちが見つけたのは
馬場のぼるの絵巻絵本『11ぴきのねこマラソン大会』
ひろげれば3メートルにもなる長ーい絵本で、
スタートからゴールまでのマラソンの様子が見える。
さあ、スタート。
見て行くとねこたちの走る様子だけでなく、
脇役にも色んなドラマがあっておもしろい。
結婚式をしているねこ、
買い物をしている富豪(?)ねこ、
カラスにつつかれて落ちる気球、
マラソンの途中で転んでパンツが脱げたねこ。
スタート時には20数匹いたはずなのに、
途中次々脱落して、さあ最後にゴールするのは…?
みきちゃんたちにとっても受けたけれど、
何しろ古い本で絵巻の折り目がボロボロ。
修理しているけれどまた破れていて、
分解したらマズイと思われたのか
借りるのは遠慮されてしまった。
惜しい!
さて二人でドールハウスを出して遊んでいたが、
こっちも絵巻絵本に負けないくらい古いので、
色々壊れてきている。
壊れてもまた修理するからそれはいいけど!
でもびっくりしたのは写真のミニチュアお寿司だ。
飯台に乗った握り寿司、
いつの間にか数が減って、
そんなことでは驚かないが、え?なんか変!
ネタのマグロやハマチが無くなって
白いシャリだけになっていたのだ。
食べた?と みんなで大爆笑してしまった。
ところでまじめなお話。
文庫が始まった30年ほど前に
いつも文庫に来てくれていた人が、
病気で亡くなられたそうです。
今ではご自分もお母さんになられていたのに。
お子さんたちの事を思って
どんなにお辛かったでしょう。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
次の文庫の日は、11月19日です。
(芝 直子)