恐竜の大陸
2009年12月19日 大ニュース!!
伊藤忠財団から、補助金を頂けることになりました。
本代27万円と、工作などの材料費3万円です。
やったー、と妙ちゃんと大喜び。
やって来たみきちゃんのママに報告する時も、
二人ともつい、ニマニマ、フニャフニャ…。
思わず顔が緩みっぱなし。
「本、一杯買えるでぇ。何がいい?」
いっと君のリクエストは
「トリケラトプスのシリーズと、
ウォーリーの新しいのと、
怪傑ゾロリの全部!」
「よしよし、買おう買おう」
気前よく返事してたら、妙ちゃんが
「それからピアス!」
ん?
いっと君の言うトリケラトプスのシリーズとは、
黒川みつひろ作絵の『恐竜の大陸』のこと。
人気の絵本だ。
恐竜と言えば、文庫の科学のコーナーにある
『図解きょうりゅうのふしぎ』は、今の学説とは
掛け離れた古い内容の本だけど、それも新しく買える。
他にあれもこれもと、楽しい胸算用でわくわく。
久しぶりに選書の醍醐味を味わえそうだ。
ところで写真は、妙ちゃんの背中から手をのばして
絵本をまき散らしているさやちゃん。
工作をしていても、すぐ横から手を出して来て、
皆を困らせるので、とうとうおんぶされたのだけれど、
なんのその。
この頃のさやちゃんには『越後屋』というあだ名がついた。
「越後屋、お主もワルよのぅ」
もう一枚の写真は、いっと君が作ったプラスチックの絵。
使い捨てのプラスチック容器のふたに絵を描いた、
究極のエコ工作だ。
今日は、何ヶ月振りかで文庫に来てくれた
そうたアニキもいて、とても賑やかだった。
いつもながらの緻密な絵「市街地!」を
すらすらと描いていた。
時々雪がちらつく境内で「ボールしよう」
と言ういっと君の提案は、みんなにあっさり却下され、
暖かい文庫の中で遊びました。
さて、皆様よいお年を。
次の文庫の日は、1月16日です。
(芝 直子)