いつだって長さんがいて・・・・・・・
2009年08月29日 夏休みもいよいよ終わり。
宿題はできたか??
勤務先の学童保育では、毎年この時期になると、
「家で宿題をやらせるので、休みます」
という子が出る。 ???
さて今日の文庫は、宿題の追い込みではなさそうだが、みんな用事があってお休みとのこと。
それで、これ幸いと、たまった絵本の修理や登録、本棚の整頓に励んだ。
いつもなら、何かやりかけても、すぐ「今日は何作るの」という声で、ほったらかしにしてきた仕事ばかりだ。
そのうち伊藤忠財団から、審査のための訪問もあるというし、破れた本は修理して、本棚も整頓したい。
って、お客が来るときだけ慌ててお掃除する、ずぼらな主婦のようだが。
この前から買って持ち込んでいた数冊の絵本も、ようやく台帳に登録して、ラベルを貼った。
ついでに記念写真。
『いつだって長さんがいて・・・・・』も、その一つ。
今江祥智文、長新太絵のこの本は、2005年に亡くなった長新太さんのいろいろな絵に、今江さんが言葉を添えて、画集にしたものだ。
子ども向きのストーリーのある絵本ではなく、今江さんから長新太さんへの、熱い思いが詰まった画集になっている。
普通の文庫の時には、なかなかこんな絵本を見る機会はない。
そういう意味で、子どもがいない文庫は私のヒソカなお楽しみの時間かも。
本棚の整理をしていては、ついつい読みふけり、ちっとも進まないもんなぁ。
いつもは子どもたちの写真を撮るのだが、代わりに今日はスペシャルゲスト登場!
まゆーら文庫代表の藤浪和子さんと、藤浪家の二人のおばあちゃんだ。
文庫の隣の部屋で、和気あいあいとお二人でおしゃべりをしている。
でも、筆談が必要な90歳のおばあちゃんに対し、そんな事情はお構いなしに話しかけられる、94歳のおばあちゃん。
それでいて何だか話がかみ合っているのが漏れ聞こえてきて、それはそれでフシギにおかしい。
藤浪家の大切なおばあちゃん二人です。
次の文庫の日は、9月5日です。
(芝 直子)