14ひきのもちつき
2008年12月20日 年内最後の文庫の日。
もうすぐお正月だ!と言うことで、いわむらかずお作の
「14ひきのもちつき」を読んでみた。
14匹のねずみたちは、わらの座布団の上に臼を置いて、みんなで交代におもちつき。
とっくんはお父さんに抱えてもらって、ちゃんと一人前におもちつきをしている。
うーん、ここのおもちは切りもちだな。
そしたら、「もう幼稚園でおもちつきした」とみきちゃん。
早っ・・・。 まだクリスマス前だぞ。
「14ひきのシリーズ」は、私にとって特別の思い入れのある本だ。
趣味のドールハウス作りが高じて、このシリーズに出てくる木の中のねずみの家がどうしても作りたくなり、1年がかりでそっくりに作ったのだ。
かまどのある台所、とっくんのおねしょ布団が干してある二階、温かい湯気の匂いがしそうなお風呂場。
「もちつき」の本は、ほとんどが戸外でおもちつきをしている場面で、ワタシ的にはちょっぴり物足りなかったけれど…。
ドールハウスと言えば、今日は樹人君のお母さんの妙ちゃんが、前からやりかけていた、自身の結婚式の思い出のミニチュアフレーム作りを再開。
ホントの記念写真が入った額と、2センチ程のブーケを作っていたら、みきちゃんが興味しんしんで見ている。
みきちゃんの工作にはちょっと無理だけど、そのうち作れそうなものを考えようね。
「みきちゃんもいつかはお嫁にいくんやね」
「お母さん、きっと泣くわ」
妙ちゃんと二人、将来みきちゃんがお嫁に行く時は必ず見に行こうね、と約束した。
「来年もよいお年を」と、さすが6年生のそうたアニキが言ってくれて、文庫はおしまい。
また来年も面白い本にいっぱい巡り合えますように。
みんなで楽しく遊べますように。
次の文庫の日は、1月17日です。
(芝 直子)