午前中の青空がすっかり隠れてしまった文庫の時間。
天気予報は夕方から雨だと言うし、文庫のお客はないかなと思っていたら、
3時半ごろになって久しぶりにあお君とこが来てくれた。
1歳半になるしずくちゃんの入園準備が、文庫の日に重なっていたらしい。
しずくちゃんは、駐車場から自分で歩いて来てくれたそうだ。
ホントにしっかりしてきて、感激してしまう。
遊ぶのも、お兄ちゃんと同じものに興味津々で、
あお君は、渋々しずくちゃんの興味が逸れるのを待つことに。
写真は私とマンカラカラハをしようと、出したとたんに、
しずくちゃんが参戦して、ちっともできないものだからあきらめて、
ヘビのカードゲームをしてしずくちゃん待ち。
ちゃんとしずくちゃんの興味が逸れるのを待てるお兄ちゃんはすごい。
その後、マンカラカラハもしっかり遊びました。
1差か2差で勝負が決まるので、なかなかスリリングだったよ。
すぐに帰る時間になったので、大急ぎで本を選んでいたら、
しずくちゃんもせっせと書架から本を出して、積み上げてくれる。
お母さんが書架から見つけたのは、ピーター・スピアの『雨、あめ』
いい本よ、とおススメしたけれど、あお君に却下されたようだ。
そのうちポツポツ雨が降ってきて、帰るころには
駐車場まで歩いて帰るのが無理そうな大雨になってしまったので、
お母さんに文庫の前まで車を回してきてもらうことにした。
大きい車なので、すごく不安だと言うお母さんを、
子どもたちと一緒に、屋根のある自転車置き場で待つ大騒ぎになった。
うん、こんな日こそ、『雨、あめ』を借りてほしかった。
字のないこまかい絵の、きれいな絵本で、
雨の日に外に出てみつけた風景や、帰って積み木をする場面とか、
なんともタイムリーだったのにな。
また今度見てください。
次の文庫の日は、2月15日です。
(芝 直子)