今日は行事がたくさんで、文庫の草花遊び・葉蘭でつくるキリギリスの会。
それから大人の人の書道教室。
こっちは上田大愚先生による、結構本気のすごい会だったらしい。
私はと言うと、キリギリスの工作にも行かず、ひたすら文庫の本と格闘していた。
何しろまた本棚の配置が換わったので、全部の本を並べ替え。
文庫中に本を積み上げたり、並べたりしていたので、
危なくて離れられなかったのだ。

4時間余りかかって、ようやく本の移動と並べ替えが終わり、一安心。
最後には応援に来てくださったゆきや君ママのみぃちゃんが、
てきぱきと工作材料や文房具をスペースの無い所に収めてくださった。

本ならいくらでも考えて並べるけど、そういう物の収納は苦手なので、
本当に助かった。
正直言うと本以外は目にも入ってなかったりして。
そうしてあちこちに元の小物やおもちゃを配置していると、
絵本の本棚の上に、リニューアル前には無かった、お人形を発見。
どこからやって来たんだろうと言っていたら、宏典様からだった。
赤い髪の、外国風のお人形だが、実は絵本のマドレーヌシリーズの、
あのマドレーヌちゃんだと。
そう聞いて思わず「あーっ」と納得。
帽子もコートも、髪の色も絵本のマドレーヌちゃんそのものだった。
さっそく並べたばかりの本棚から、数冊あるマドレーヌシリーズを引っ張り出して、
お母さんたちと見比べて盛り上がった。

ルドウィッヒ・ベーメルマンス作のマドレーヌシリーズは、
パリの古い教会の寄宿舎に暮らす12人の女の子のうち、
一番小さい元気なマドレーヌの身の回りの事件などを描いたシリーズで、
世界中の女の子たちの支持を集めている古い絵本たちだ。
文庫の本棚の上には、ずっと昔からぐりとぐらの人形があって、
子どもたちの大切なおもちゃになっていたが、
この次からはその隣にマドレーヌちゃんも仲間入りだ。
古くてちょっと読みにくいかもしれないけれど、
マドレーヌシリーズもぜひぜひ読んでみて!
次の文庫の日は、8月3日です。
(芝 直子)































