今日は花祭り。
お釈迦さまの誕生日のお祝いで、みんなお花を持って集合。
お勤めの後、誕生仏に甘茶をかけ、お花を供える。
お庭で咲いた立派なお花の数々に、
朝から毛呂さんが飾ってくれた花御堂もきれいだ。
それから子どもたちの前で絵本を3冊読んだ。
実は前もって本を選ぶ暇がなくて、朝から必死で探した本。
いいと思う本でも、みんなの前で読むには適当じゃないのが多いのだ。
やっぱり事前の充分な準備と練習が必要だった…と大反省しています。
リュドヴィック・フラマン作、エマニュエル・エカウト絵の
『めちゃくちゃはずかしかったこと!』も、本が小さくて見えにくい。
でも面白いんだよね。
思いだしただけで、キャッと叫びたくなるくらいはずかしかったこと!
長年生きてたら、そんなの一杯ありすぎるわ。
キャッと叫ぶどころか、地面に穴を掘って永遠に潜りたくなる位
恥ずかしい思い出には事欠かないし。
今考えただけでも10や20は思いだせるわ。
でもそれって、他の人から見たらとてもおかしいことなんだよね、って
この男の子は分ってる。
後から文庫に戻って、読み聞かせにうってつけの本を見つけたことも、
一番新しい、恥ずかしかった思い出かなあ。
確かあったはず、と探したのに見つからなかった本。
『もっちゃうもっちゃう もうもっちゃう』、次回読みます。
藤浪さんお手製の、大鍋一杯のカレーを頂いて、
お菓子と甘茶(子どもたちにはちょっぴり不評)を頂いたらあとは自由。
何しろいつもの文庫に比べて時間がたっぷりなので、
子どもたちは鬼ごっこをしたり、だるまさんがころんだをしたり、
その合間にお菓子を食べては、また走り回る。
久しぶりに来てくれたはるかちゃんは1年生になっていて、
風車を3つも作ったし。
つきあい疲れた私の代わりに、あいか姉ちゃんがみんなを見てくれていた。
あいか姉ちゃんの愛犬モコと、ゆきや君の連れてきたカメのタマと、
さてどっちがみんなの人気者だったかな。
次回の5月3日は祭日なので文庫はお休みです。
次の文庫の日は、5月17日です。
(芝 直子)