「こんとあき

今日のまゆーら 2012/01/21

今日は雨。
雨の中、みきちゃん・りこちゃん姉妹や
さやちゃんが来てくれた。

『アンパンマン』と『のんたん』を
片っぱしから持ってくるさやちゃんに、
せっせと本を読んでいたら、
用事に出ていたママが帰ってきた。

ママのところに飛んで行ったさやちゃん。
「ウンチした」と教えたらしい。

え? 今まで散々膝の上でゴロゴロしてた…。
「さやちゃん食べちゃうぞ」と、
こねくり回していたのだが。

危ない危ない。
食べなくて良かった。

来月の紀北子どもの本連絡会例会のために、
今日は文庫で本探し。

テーマは『人形』だ。

一番有名なところでは
林明子作の『こんとあき』だろうか。

でもそう言ったら、みきちゃんたちが知らないという。
えっ…。

20年以上読み継がれている名作絵本だと思うけれど、
びっくりして「じゃ、ちょっと読ませて」と
読み聞かせの押し売りをする。

キツネのぬいぐるみのこんが、
電車のドアにしっぽを挟まれるところなど、
折り紙をしていたみきちゃんも、
手を止めて聞いてくれた。

確か『こんとあき』は、
あんまりボロボロになったので去年買い替えた本。

あとでりこちゃんが借りて行ってくれた。
良かった。私の大好きな本です!

写真はビン入りのボタン。
色とりどりのボタンでみきちゃんが遊んでいたら
さやちゃんが参戦。

最後には自分の靴下を脱いで、
ボタンを詰めていた。

サンタクロースのプレゼントにしては
ボタンってどうなのよ。

次の文庫の日は、2月4日です。

  (芝 直子)

おばけのバーバパパ

今日のまゆーら 2012/01/07

新年明けましておめでとうございます。

今年初めての文庫の日。
いつものようにさやちゃん、みきちゃん、
りこちゃんらが来てくれた。

芝さんのオバチャンは、ちょっと年末年始くたびれていて、
あったかい文庫で座っているとついついウトウト…
年だわ。

でもみんなは変わりなく元気いっぱいでうれしい!

ところで写真のお尻は、人形ですのであしからず。
決してみんなのかわいいお尻を公開したわけではない!

さやちゃんのお気に入りの人形で、
ポポちゃんと言うらしい。

それがなぜ新年早々お尻を出してるかと言うと、
お尻に蒙古斑があるのを見つけたから。

ほんッとの赤ちゃんみたいだ!
感激して写真を撮ってしまった。

もう一枚の写真は、
さやちゃんに絵本の読み聞かせをしているりこちゃん。

ついこの間まで、蒙古班があったかもしれない
りこちゃんが、(見たことはないけど)
すっかりいいお姉さんぶり。

大きな声で、しっかりと聞かせてあげてくれた。

こうやってみんな大きくなって、
世代は代わっていくんだわ…と、
正月早々感慨に浸りました。

さて、もうひとつの今日の大発見は、
『おばけのバーバパパ』

アネット・チゾンとタラス・テイラーの
あまりにも有名な名作絵本だが、
さやちゃんのリクエストで読んでいた妙ちゃんが一言。

「バーバパパって、生まれた時から
バーバパパなのね」

えっ…。
そうか、バーバパパは土に水を掛けると
卵から孵って、庭で生まれるんだよね。

で、確かに初めからバーバパパという名前。

ママがいて、子どもたちがいて、
そしてパパになったわけじゃないんだ。

何の違和感も持たずに読んでいたけれど、
やっぱり摩訶不思議な生きものでした。

次の文庫の日は、1月21日です。
  (芝 直子)

でっこりぼっこり

今日のまゆーら 2011/12/07

今日はみきちゃんのお母さんから
思いがけない物をいただいた。


東尋坊(?)のお土産にもらったというお箸の端材。
しかも大量に!

さてこれで何をしようと考えて、
季節がらクリスマスツリーにしてみた。

5本ほどを束ねて裾を広げ、粘土に挿し、
リボンやビーズで飾り付け。

大きいビーズはボンドだとすぐ落っこちるので、
ホットボンドのグルーガンを使って瞬間接着。

いつもながらあいか姉ちゃんのはシンプルで
センスが光る出来上がり。


はるちゃんはたくさんのビーズを使って
重そうな、豪華なツリーになった。

それにしてもあんなにたくさんのお箸のかけら!

色んな色も付いているので、
さてあとは何にしようかな。

いくらなんでも大晦日はちょっとナンなので
文庫は今日が年内最終日。

ゆきや君がお休みの間の分も、
どっさり本を借りて帰ってくれた。

ママが「この本いつもうちにある気がする」という
しょっちゅう借りているおなじみの本も!

その一つが『でっこりぼっこり』。
高畠那生作のナンセンス絵本だが、
今日はそれを読んだ妙ちゃんが大発見をした。

巨人が地上を走り回って、窪みができ、
地球の裏側ではそれがそっくり山になるという
お話なのだが…

窪みが反対側に突き出したのなら、
その形は逆の裏向きになるはず…!

なのに絵本では同じ形の山になっている。
水筒のドーム型の蓋を使って熱演してくれた。

すごいなあ、私ら全く気付かんかったわ。

ぜひ高畠氏にコメントしてあげて下さい。
って、ナンセンス絵本を理詰めで考えるのも
妙ちゃんらしい。

さあ皆様、来年こそ穏やかな一年でありますように。
良いお年を。

次の文庫の日は、1月7日です。
  (芝 直子)

クリスマスたんけん

今日のまゆーら 2011/12/03

今日の文庫は成道会。
お釈迦さまが悟りを開かれたお祝いの日だ。

お勤めの後、お汁粉をいただくのが恒例で、
別名お汁粉パーティー。

昔は一人で10杯もお代わりする子などがいて、
お汁粉は大人気だったけれど
最近はあんこが苦手な子が多い。

学童保育のおやつを見ても、
あんこが好きな子はごくごく少数派だ。

今日来てくれた子どもたちの中にも
お汁粉が全くダメと言う子もいて、
妙ちゃんがこっそり「マッコリやで」と言いながら
カルピスをお椀に注いでくれていた。

それを見たお母さんたちから
「来年はお汁粉やめて豚汁か?」なんて声も。


豚汁パーティー…?
んー。

それはともかく、今日のメインは表彰式!

貸出ノートの記録が200冊になった
いっとくん、そうたアニキ、みきちゃんに
賞状と賞品を渡す。

もしかすると10何年ぶりの出来事かも。

他にも100冊になっている子にプレゼントを渡し、
受賞者全員で記念撮影。

ついでに言うと、今回の賞状は用紙を買ってきて
パソコンでダウンロードしたテンプレートを基に作った、
あまり有難実の無いシロモノ。

みなさん、
千冊になった暁には、かの大先輩にして
将来の人間国宝候補・上田大愚センセイの
直筆賞状がもらえるかもよ。

もうひとつ賞状の文面に関しては、
昔のまま踏襲しましたので、あしからず。

ホントを言うと、
「本は頑張って読むものではない」
と思ってオリマス。

楽しんで次々読みたくなって、
知らないうちに数が増えるもので、
そんないい本に巡り合うことこそが
文庫の醍醐味で、目的なのだ!

成道会の後、本堂では相撲大会やら鬼ごっこやら
取っ組み合いやらで、えらい騒ぎ。
お釈迦さまもさぞびっくりされたに違いない。

一方ゆきや君が借りてったのは、
たんけんライトシリーズの『クリスマスたんけん』

サンタさんがクリスマスまで毎日プレゼントの準備。
どんな物があるか、たんけんライトでこっそり見ちゃおう。

ま、成道会は成道会、クリスマスはクリスマスということで。

次の文庫の日は、 12月17日です。
  (芝 直子)

うめきちまってて

今日のまゆーら 2011/11/19

暴風警報発令中の文庫。
風だけでなく、雨も叩きつけるように降り続ける。

みきちゃんたちが途中まで来たものの
道路が冠水しかけていて引き返したというほどだ。

ヤバいわぁ。
と言うわけで今日のお客はけんたろう君と
はるちゃん兄妹だけだった。

はるちゃんがどっさり絵本を出してきて
「誰か読んでほしいな」とかわいくリクエスト。

はるちゃんが持ってきたのを次々読んでたら
なかしまきよし作『うめきちまってて』が出てきた。

なつかしぃ!
30年近く昔、うちの息子にせがまれて
初めて飼ったイヌの名前が『うめきち』。

もちろんこの絵本が大好きで、イヌを飼うことに憧れ、
絵本の名前を付けたのだ。
そしたらきっとこんなかわいいイヌになるかと…。

甘かった!
見事に当てが外れて、とってもアブナイイヌだった。
十数年してうめきちが天国に行って以来、
イヌは二度と飼っていない。

さて写真は水を入れた空き瓶に、
ボタンや下敷き製の魚を入れてみたけんたろう君。

下敷きが浮いて、イメージ通りにはいかなかったようだ。
でも赤いボタンが金魚に見える!


ところで次の文庫の日、12月3日の2時から
成道会をすることになりました。

お釈迦様が悟りを開かれたお祝いの日だそうで、
文庫では別名「お汁粉パーティ」

すっかり私が忘れていて失礼なことをした、
200冊になった人や100冊になった人のお祝いも
あわせてします。

さて、道路が無事なうちに、文庫は早仕舞い。

次の文庫の日は、12月3日です。
  (芝 直子)

11ぴきのねこマラソン大会

今日のまゆーら 2011/11/05

今日はみきちゃん家族の貸し切り文庫。

みきちゃん・りこちゃん姉妹の他
お母さんとおばあちゃんまで来てくれて、
ゆっくり遊ぶ。

みきちゃんたちが見つけたのは
馬場のぼるの絵巻絵本『11ぴきのねこマラソン大会』

ひろげれば3メートルにもなる長ーい絵本で、
スタートからゴールまでのマラソンの様子が見える。

さあ、スタート。
見て行くとねこたちの走る様子だけでなく、
脇役にも色んなドラマがあっておもしろい。

結婚式をしているねこ、
買い物をしている富豪(?)ねこ、
カラスにつつかれて落ちる気球、
マラソンの途中で転んでパンツが脱げたねこ。

スタート時には20数匹いたはずなのに、
途中次々脱落して、さあ最後にゴールするのは…?

みきちゃんたちにとっても受けたけれど、
何しろ古い本で絵巻の折り目がボロボロ。

修理しているけれどまた破れていて、
分解したらマズイと思われたのか
借りるのは遠慮されてしまった。
惜しい!

さて二人でドールハウスを出して遊んでいたが、
こっちも絵巻絵本に負けないくらい古いので、
色々壊れてきている。

壊れてもまた修理するからそれはいいけど!
でもびっくりしたのは写真のミニチュアお寿司だ。

飯台に乗った握り寿司、
いつの間にか数が減って、
そんなことでは驚かないが、え?なんか変!

ネタのマグロやハマチが無くなって
白いシャリだけになっていたのだ。
食べた?と みんなで大爆笑してしまった。

ところでまじめなお話。

文庫が始まった30年ほど前に
いつも文庫に来てくれていた人が、
病気で亡くなられたそうです。

今ではご自分もお母さんになられていたのに。
お子さんたちの事を思って
どんなにお辛かったでしょう。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

次の文庫の日は、11月19日です。
  (芝 直子)

からすのパンやさん

今日のまゆーら 2011/10/29

『からすのパンやさん』は、
言わずと知れたかこさとしの絵本。

40年も前からのロングセラーで、
今も本屋さんの児童書コーナーに堂々と並んでいる。

久しぶりに来てくれたゆきや君が本棚を物色して
かこさとしの本が並んだ中に見つけた。

ゆきや君のおうちにもあるそうだ。
おうちの本棚に絵本がたくさんあるって、
すごくいいね。

子どもの側にいつもいい本を置きたい。
手に取れる所にいっぱい本が欲しい。

そう思って文庫が生まれ、
文庫が集まって紀北子どもの本連絡会が出来た。
(今は細々と続けているけど)

お母さん、おうちの中にぜひ
子どもたちの興味を引く本を並べて下さい。

子どもたちがつい手に取りたくなるような本を。
お母さんのおススメの本があれば、
さりげなくその中に混ぜて置いて下さい。

おっと、柄にもなく偉そうなことを書いてしまった。

『からすのパンやさん』の中でも一番人気は
見開きページ一杯に面白いパンが並んだ所。

みぃちゃんのお気に入りは、ぱんだぱん。
ゆきや君の好きなパンはどれ?
ついつい必死でパンの名前を読んでしまう本だ。

ところで先日、きょうた君の借りた本の数が
100冊になって、お祝いのキーホルダーをゲットした。

だとしたら、他の子も100冊位にはなっているのでは?
そう思って今日はみんなの貸出ノートをカウントする。

そしたら案の定、みきちゃんは100冊どころか250冊位、
りこちゃんとゆきや君も100冊を突破していた。

兄妹3人で1冊のノートを使っているあいか姉ちゃんも、
きっと100冊になっているハズ。

やあやあ、来週はみんなまとめて100冊のお祝いだ。
写真は貸出ノートを見せてくれる、りこちゃん。

ノートには返したしるしの孔雀のスタンプが並ぶ。
孔雀はサンスクリット語で悪を食べる鳥との事。
まゆーらのシンボルなのです。

うーん、久々に文庫周回マラソンをして、
フウセンカズラの種をあちこちの草はらに
『花咲かじいさん』ヨロシク蒔いてきたらくたびれた。

次の文庫の日は、11月5日です。
  (芝 直子)

なぞなぞのくにのアンパンマン

今日のまゆーら 2011/10/05

今日の文庫はあいか姉ちゃんと、さやちゃんだけ。

ハロウィンも近いことだし、
カボチャやおばけ、こうもりなどの切り絵をして遊ぶ。

でも何でこの時期、猫も杓子もハロウィンだろうね。
お菓子の包装紙もハロウィン一色。

その割に、ジャック・オ・ランタンともいう
あのカボチャの目鼻立ちがいまいち分からない。

もっとギザギザの歯で、とか
三角の目で、とか、苦労して作ったのが写真のカボチャ。

さあ、出来栄えはいかに。
写真は、出来たカボチャを顔にあてたさやちゃん。
カメラを向けたらきっちりポーズを取ってくれた。

いいお顔もしてくれたのだけれど、
カボチャの陰で…。

あいか姉ちゃんが帰った後は、さやちゃんの天下。
いっぱい遊び、大好きなアンパンマンの絵本を
読んでもらう。

ママの妙ちゃんが取りだしたのは、
『なぞなぞのくにのアンパンマン』

やなせたかし作のアンパンマンシリーズの中では
ごく初期の本で、今は絶版らしい。

なにしろさやちゃんのリクエストで
アンパンマンの登場人物のイラストをササッと描ける
妙ちゃんが、「顔が違う」と言うほど。

うーん、長く連載しているコミックなんかで、
第1巻を見たら、あまりのタッチの違いに
びっくりするよねぇ。

アンパンマンも変化しているらしい。

内容は、アンパンマンがなぞなぞを
すらすらと解答していく話。

ピーマンに、
どうしてそんなにアンパンマンはよく知ってるの、と
聞かれたジャムおじさんが、
顔の中においしいアンが入っているからだよ、と。

今度ピーマンのお腹にもいいものを入れてあげよう、と
言うのだけれど、えーっ、それは余計なお世話…。

さてさて、もう一枚の写真は
二人羽織状態でブンブンゴマを回す
さやちゃんとママです。

次の文庫の日は、10月29日です。
  (芝 直子)

11ぴきのねこ

今日のまゆーら 2011/10/01

今日の文庫はレディースディ。

みきちゃん・りこちゃん姉妹に、あいか姉ちゃん、
それに寝起きでまだちょっぴりお眠のさやちゃん。

色画用紙で作ったムササビを
輪ゴムの力で飛ばす工作をする。

けっこうスイスイ滑空して、宙返りしたり、
予測のつかない飛び方になるのもおもしろい。

などと言っていたら、あいか姉ちゃんのムササビが
シュパッと勢いよく飛んで、本棚の隙間に…。
でもって、いくら探しても見つからない。

「夜になったら出てくるんやわ、夜行性やし」
と慰めていたら、妙ちゃんが一言。

「巣を作って子ども生んでたらどうしよう」

それは大変だ。
でも見たい気がするわ。

一方、寝起きのさやちゃんは、
後生大事に風船をつかんでいたが、
境内で遊んでいるうちにパーンと割れた!

びっくりしてしばらく固まっていたさやちゃん、
気を取り直して…
境内のフウセンカズラを千切っている写真です。

どっちも風船に違いない。
でもこの時期のフウセンカズラの実は
まだ緑だったり、薄い黒だったり。
微妙な薄墨色の実を見て、
「昔の喪服の色みたい、にび色って言うの」と
面白い連想をしたのはみきちゃんのママ。

鈍色って書くんだよね。
薄い黒と言うか、濃い灰色と言うか。

写真はまだそこまで色づく前の、緑色の種。
グリーンピースみたいだ。

ところで今日持っていたのは、
前から買いたかった『11ぴきのねこ』シリーズ。

言わずと知れた馬場のぼるの名作絵本だ。
ボロボロだったのを、6冊まとめ買い。

30年も前から、うちの子どもたちも大好きだった。
『11ぴきのねことあほうどり』の、
あほうどりの兄弟がどんどんでっかくなって
ねこたちの前に現れる所は、何回読んだか。

あのコロッケは、ホントにおいしそうだった。

次の文庫の日は、10月15日です。
  (芝 直子)

なつのおとずれ

今日のまゆーら 2011/09/17

2週間前の文庫の日が、
台風12号による警報で中止になったので、
1か月ぶりの文庫になった。

今日もまた遠くにある台風2つの影響で、時々強い雨。

その中をきょうた君兄弟や
みきちゃんとこの姉妹が来てくれた。

「他の子は来ないの?」ときょうた君が聞いたけど、
うん、まあ誰もこない日もあるよ。

誰も来なくても文庫は開いてるから、
きょうた君も少年野球が雨で休みの時には来てね。

今度少年野球のチームに入るそうだ。
がんばってください!

ところでそのきょうた君が、
いつものように作ったブンブンゴマに
パンチでたくさん穴をあけた。

「穴をあけたら回るかどうかの実験」らしい。
一見、エーッと思う程のたくさんの穴…

写真で穴が分かればいいのだけれど。
それは回らんだろ…と心配したら、なんとびっくり。

空気の抵抗が無くなるのか、少しの力で軽々と回り、
ちっとも指が痛くならない!

けっこう風を切るいい音もして、
目からウロコのブンブンゴマになっていた。
なんでも斬新な発想が必要だと実感した!

さて今日の本は、『なつのおとずれ』・かがくいひろし作。

ホントは彼岸花が咲いて秋が訪れてるんだけれど、
前回お休みだったし…と言い訳。

梅雨が明けて夏はどんなふうにやって来る?
と言う本です。

なんと、夏に欠かせない色んな道具や食べ物たちが、
一斉に流しソーメンの水に乗ってやって来るのだ!

流しスイカ、流しかき氷、流し金魚、流し扇風機、
流しうちわ、流し蚊取り線香…って、オイオイ。

かがくいひろしさんの発想はいつもながら飛んでマス。

この本を買ったのは、勿論、
文庫で毎年お母さん方がやっている
『流しソーメンの会』が頭にあったから。

ソーメンの他に、ミニカップゼリーの剥いたのやら、
色々面白いものが流れるらしい。
確か今年はイチジクが流れたとか。

来年はぜひこの本を参考にして下さいませ。
金魚が流れたら、子どもたちがびっくりするだろうなぁ。

その時は箸ではなく、金魚すくいのタモで
チャレンジして下さい。

次の文庫の日は、10月1日です。
  (芝 直子)