かならず折れるおりがみ 1 2

今日のまゆーら 2010/01/30

今日は、妙ちゃんとさやちゃんが風邪でお休み。

その分、みきちゃんとあゆみちゃんの年長コンビが
お遊戯会の歌を大声で披露してくれて、
とってもにぎやか。

あんまり大声過ぎて、
「うまいのかどうか分らん」
と、きょうた君ママのお言葉だけど。

目一杯折り紙をひろげて、今日は折り紙で遊ぶ。
年長コンビの二人が、折り紙をたくさん使って作る
ユニットの作品にチャレンジしていたためだ。

あゆみちゃんはリースを、みきちゃんは桜の花を
最後まで頑張って作り上げた。

どっちも『かならず折れるおりがみ』という本に
載っていた作品。

この本(1と2がある)と、『伝承おりがみ』Ⅰ,Ⅱ,Ⅲは、
まゆーらの折り紙のバイブル。

オーソドックスな作品が多くて、
「リボンを折りたい」とか
「風船の折り方、教えて」
と言われた時などに役に立つ。

難しすぎないところもGood。
難しいと、ワタシの手に負えないものなぁ。

ついでに簡単かざぐるまも作って、記念撮影した。
きょうた君はとても手際がいい。

ゆきや君のおでこは何かの飾り。
いっと君直伝の、セロテープ直張りだ。

写真を写そうとしたら、照れちゃって
なかなか顔をあげてくれない。
そうっと顔を出したところを激写!

「次なにしよう」と言うみきちゃんに、
「本、読もうか」と言ったら、
「外で遊ぶ」と逃げられた。

面白い本、一杯あるんだけどなぁ。
代わりにきょうた君ママが
「100階だてのいえ」を読んでくれた。

本もぜひ借りて帰ってね。

次の文庫の日は、2月6日です。
  (芝 直子)

いないいないばあ

今日のまゆーら 2010/01/16

新年はじめての文庫の日。
久しぶりに単車に乗ろうとしたらエンジンがかからず、
ちょびっと遅刻。
駆けつけたら、いっと君が看板を出してくれていた。

いつものメンバーの他、久しぶりにきょうた君、ゆきや君の
兄弟も来てくれ、とってもにぎやか。

さやちゃんがよちよち歩いていて、びっくり。
さやちゃんはこの頃『いないいないばあ』の
本がお気に入りだそうだ。

おうちで妙ちゃんが読むと、きゃあきゃあ笑って、
次のページを待ちきれないとか。

「いないいない・・・」のページでは、
絵本の後ろをのぞきに来るらしい。

んなら、私もさやちゃんに喜んでほしい、と邪心を
起こして本棚を見たけど、見当たらない。

確かにあったはずだが、行方不明だ。
まあ、そんな本も幾つかある気がする。

伊藤忠で助成金を頂けるので、新しい本ばかりでなく、
「この頃見ないけどぜひ欲しい」
「あるけどボロボロ」 と言う本も買える。

定番の『いないいないばあ』だけでなく、
最近、赤ちゃん絵本のいいのがたくさん出てるし、
ぜひ一杯買おう。

でもその頃には、さやちゃんは赤ちゃんじゃないか?
それでもいいから買っておこう。
他の赤ちゃんが来るかもしれないし。

「そうなったらいいねぇ!」
と妙ちゃんと笑ってしまった。

赤ちゃん、来てね。
どなたの赤ちゃんでも、赤ちゃんって
見てるだけでとっても幸せな気がするから。
(ウチにも早く初孫こないかなぁ、コウノトリさん。)

さて今日の工作は一応、コップねこ。
ストローを吹くと、紙コップからビニール袋のネコが
モコモコと出てくるヤツだ。

写真はきょうた君とゆきや君のコップねこ。
それと、ちゃんと袋の顔が分かるように見せてくれた
あいかちゃんの作品だ。

ただしあいかちゃんのは、ネコじゃなくて、
愛犬のモコらしい。
ネコとイヌの絵の違いは、ひげの有る無し?

「モコにひげはある?」
「毛がもこもこで、分からん」
なるほど。

ちなみにみきちゃんの作品は、リスだった。
今年も一杯楽しい事があるといいね。

次の文庫の日は、1月30日です。
  (芝 直子)

恐竜の大陸

今日のまゆーら 2009/12/19

大ニュース!!
伊藤忠財団から、補助金を頂けることになりました。
本代27万円と、工作などの材料費3万円です。

やったー、と妙ちゃんと大喜び。
やって来たみきちゃんのママに報告する時も、
二人ともつい、ニマニマ、フニャフニャ…。

思わず顔が緩みっぱなし。
「本、一杯買えるでぇ。何がいい?」
  
いっと君のリクエストは
「トリケラトプスのシリーズと、
ウォーリーの新しいのと、
怪傑ゾロリの全部!」

「よしよし、買おう買おう」

気前よく返事してたら、妙ちゃんが
「それからピアス!」
ん?

いっと君の言うトリケラトプスのシリーズとは、
黒川みつひろ作絵の『恐竜の大陸』のこと。
人気の絵本だ。

恐竜と言えば、文庫の科学のコーナーにある
『図解きょうりゅうのふしぎ』は、今の学説とは
掛け離れた古い内容の本だけど、それも新しく買える。

他にあれもこれもと、楽しい胸算用でわくわく。
久しぶりに選書の醍醐味を味わえそうだ。

ところで写真は、妙ちゃんの背中から手をのばして
絵本をまき散らしているさやちゃん。

工作をしていても、すぐ横から手を出して来て、
皆を困らせるので、とうとうおんぶされたのだけれど、
なんのその。

この頃のさやちゃんには『越後屋』というあだ名がついた。

「越後屋、お主もワルよのぅ」

もう一枚の写真は、いっと君が作ったプラスチックの絵。
使い捨てのプラスチック容器のふたに絵を描いた、
究極のエコ工作だ。

今日は、何ヶ月振りかで文庫に来てくれた
そうたアニキもいて、とても賑やかだった。

いつもながらの緻密な絵「市街地!」を
すらすらと描いていた。

時々雪がちらつく境内で「ボールしよう」
と言ういっと君の提案は、みんなにあっさり却下され、
暖かい文庫の中で遊びました。

さて、皆様よいお年を。

次の文庫の日は、1月16日です。
  (芝 直子)

ひょろひょろ山の火

今日のまゆーら 2009/12/05

もうすぐクリスマス。
ということで、今日はまつぼっくりのクリスマスツリーを
みんなで一つずつ作った。

着色したまつぼっくりにビーズやスパンコールを飾り、
綿を乗せたら完成。

何年か前にも作ったので、
「トイレに飾ってるわ」と妙ちゃん。
今年のもどこかに飾ってみてね。

ところで、あいかちゃんがミニチュアの本棚から
小さい絵本を出して来て、「読んで」と言う。

私の作る偽物のミニチュア絵本じゃなくて、
うんと昔、買ったか貰ったかした本物の小さい絵本。

徳田純宏作・阪口真智子絵
『ひょろひょろ山の火』だ。
手のひらサイズで、モノクロの挿絵が付いている。

嵐の夜、灯をともして船乗りたちに港を知らせる
不思議な山の火の正体は…。

ちょっぴり悲しい、切ないお話だった。

驚いたのは、その絵本の後ろに貼っている
返却期限カードの日にち。

初めに借りた子の日付は、昭和54年10月31日。
30年前だ!!

あいかちゃんのお母さんが4歳の時だ、と
話が盛り上がり、たまたま見つけた古い写真で
更に盛り上がる。

昭和58年夏のまゆーらパーティーの写真で、
あいかちゃんのお父さん・たかあき君はじめ、
たくさんの子どもたちが腹話術を見ている
写真が落ちていたのだ。

多分壁の写真額の一枚が外れていたらしい。

あいかちゃんが「ただき兄(にい)にそっくり!」と叫び、
芝さんも若い、とか、これは○○ちゃんだ、とか、
たえちゃんと昔を懐かしんだ。

今日はそのただき兄も文庫に来ていて、
そういえば似てる、と納得してしまった。

その時のまゆーらパーティーの集合写真を確認すると、
なんと59人もが参加している。

その子どもたちの二世が今のお客だものなぁ。
芝さんも年をとるはずだわ。

次の文庫の日は、12月19日です。
  (芝 直子)

サンタクロースと小人たち

今日のまゆーら 2009/11/21

今日はけんたろう君が、七五三帰りに羽織袴の正装で登場。かっこいい!!

そのけんたろう君を、あゆみちゃんが作った
工作の『ハチの袋』で歓迎した。

開けたらすごい音がする封筒を、おっかなびっくり
のぞくけんたろう君のリアクション!

一番驚いたのは、一緒にのぞいたお父さん、との話も
あって、まずは大成功。

写し絵をしようと、絵本を物色しているあいかちゃんに、
妙ちゃんが勧めたのが
『サンタクロースと小人たち』。

マウリ=クンナス作の、とてもキュートな
サンタクロースが出てくる絵本だ。

フィンランドのコルバトントリという所には、サンタクロースと、大勢の小人の住む村があり、みんなでクリスマス用のプレゼントを作る仕事をしているのだ。

クリスマスの夜には、世界中の子どもたちに届けるために忙しいサンタクロース。

一晩中、寒いそりに乗っているのがつらいので、
背中にリューマチの薬を塗って行くそうな。
ご苦労様です!

それから境内で、『だるまさんがころんだ』をして遊ぶ。

ちなみにこの遊び、地域によっては
『坊さんが屁をこいた』とか、
『兵隊さんが通る』とか言うらしい。

ここでは由緒正しい(?)和歌山版
「だるまさんがころんだ」。

境内の石畳がちょうどいいコースで、みんなで
楽しく遊んだが、私はパス。

きのう学校の運動場で子どもたちと鬼ごっこをして、
転んでひざを怪我したため。

ズボンは破れるし、散々だった、と家でぼやいたら、
「ちょっと(年を)考えて遊べ」と息子に意見された。

「すっ転ぶほども走るから」と、娘も言うが、
必死に走らないと鬼に捕まるじゃないか!

「だるまさんがころんだ!」で、
必死に鬼に向かって走り、すぐ「いっと君動いた!」
と言われているいっと君を応援します。

次の文庫の日は、12月5日です。
  (芝 直子)

どうぶつのおかあさん

今日のまゆーら 2009/11/07

今日の文庫はカッパの日。
三角形の紙2枚を組み合わせて作る、
ちょっと面白い工作だ。

指ではさんで、口をパクパクさせる簡単バージョンから、
舌を引っ張るとパクッと噛みつく上級バージョンまで。

写真は、カッパに仕込む輪ゴムを、
ピンセットで必死に掛けている妙ちゃん。

写真を見たご本人いわく、
「これ、私ではない。
もっと若いはず!」

まあそんなこともあるわな。

お客はいっと君兄妹と、みきちゃん、あゆみちゃん、
それにあいかちゃん。

カッパを作り、それから新聞紙で作ったボールで
境内でキャッチボールをした。

受け損ねて、手洗いの中に水没したらアウト。
ゴミにしてしまった…。

ところで夏前に、生命保険協会が読み聞かせ用の
絵本を抽選でプレゼントしてくれるという企画があり、
適当に3冊選んで応募したのが、当たった!

『どうぶつのおかあさん』 薮内正幸
『ごきげんなすてご』 いとうひろし
『だいじょうぶだいじょうぶ』 いとうひろし

『どうぶつのおかあさん』は、お母さんがこどもを
どうやって運ぶのか、イラストで描かれていて、
見ていて楽しい絵本だ。

うちの物置に放置されていた子ネコたちは、
きっとお母さんネコが、産んですぐのを
くわえて運んできたのだろうなあ。

順調に成長しています。
里親さん、いませんか…。

「次の文庫の日は、11月21日です。
  (芝 直子)

もりのドギマギ

今日のまゆーら 2009/10/31

あいまいなままだった絵本の名前が判明。

以前このページで、うろ覚えで書いたけど
パソコンでヒットしない、と言った本は、
『森のガオガオ』ではなく、舟崎克彦作の
『もりのドギマギ』だった。 

なんてこった。全然違うじゃないか!
なんたる記憶力の無さ…。
主人公の名前まで間違っていて、へこんでしまった。

それを文庫で見つけて、いっと君ママの妙ちゃんが
子どもたちに読んでくれた。

「なんでドギマギは、元の姿に戻れないの?」

うーん、何でだろうね。
お姫様が大好きだからかな。

聞いてくれたのは、今日初めて文庫に来てくれた
あゆみちゃん。
いつものメンバーのみきちゃんのお友だちだ。

二人は同じ幼稚園のクラスで、同じ日に生まれ、入学に備えて用意したランドセルも、同じ水色だとか。

他にも今日は、妙ちゃんのお知り合いのご家族が見えた。
お父さん、お母さんと、一歳になったばかりの
りこちゃんだ。

お父さんは本職のイラストを描かれる方で、
みきちゃんたちが作っていた工作用に、
ハロウィンの絵を描いてくれた。

牛乳パックの絵合わせキューブだが、
カレンダーのクマのきれいな写真を貼って、
とても素敵なのが出来た。

で、空いた所にプロの絵を…と思ったのだけれど、
結局、見ているうちに自分でも描きたくなった
あゆみちゃんもみきちゃんは、自作の絵を貼った。

だから、せっかく出来上がったプロのイラストは、
めでたく二人のお土産にすることに。

ありがとうございました。

ところで、りこちゃんと言う名前は、みきちゃんの
妹とおんなじだ。

せっせとみきちゃんらが工作をしている側で、
マジックを持って行ったり、ボンドを口に入れたり。

いろいろかき回してくれる。
いやぁ、口がくっついたらどうしようと思ったぞ。

「みきちゃん、りこちゃんという子に悩まされる
運命なのね」と妙ちゃん。

お迎えにきた、妹の りこちゃんも文庫に入って来て、
文庫は二人の りこちゃんの天下…。

あゆみちゃんも、りこちゃんズも、また遊びに来てね。

次の文庫の日は、11月7日です。
  (芝 直子)

ぶんぶん ぶるるん

今日のまゆーら 2009/10/17

今日も少し大きくなった子猫3匹を連れて、文庫へ。
いっと君が発泡スチロールで、子猫用フィールドを
作ってくれたので、しばらくその中で運動会をする。

いっちょまえにおしっこを飛ばすし、ミルクの量も増えて、
ますます手がかかる。

さやちゃんを抱いて子守をしている藤浪さんと、
おんなじ境遇みたいな気が…、あ、いや、失礼。

今日の工作は、沖縄土産の『ハブの卵』をもじった
びっくり工作。

ただし一年生とかには、ハブの卵と言っても怖さが
伝わらないので、改名して『ハチの袋』。

ハチが入ってます、と書いた封筒を開けると…!
ま、あとは開けてのお楽しみ。

それで封筒の表に、ハチの絵を描きたいのだが、
ハチの絵…。

ハチの出てくる絵本はないかと、文庫で大探ししたら、
見つけたのが、『ぶんぶん ぶるるん』
バイロン・パートン作、てじまゆうすけ訳の絵本だ。

一匹のミツバチが牛のお尻を刺して、怒った牛が
雌牛に八つ当たりして、その雌牛がミルク絞りの
おばさんに当たって・・・。

どんどん八つ当たりが繋がっていくお話。

でもその絵本を見て私が描いたハチの絵より、
いつものことながらいっと君がすらすらと描いた
ハチの方が、《怒れるスズメバチ風》で迫力満点
だったけれど。

それから、山の上の畑でコオロギとりをする。
久しぶりの山の上は、お昼の雷雨がウソのように
晴れて、すっかり秋の空気でいい気持だった。

いっと君が捕まえたコオロギの遊び場を作って
やるのだと、みきちゃんと二人で畑に穴を掘った。

次々に穴が増えて中でつながり、プレーリードッグタウン
ならぬ、コオロギタウン。

コオロギは迷惑だろうなぁ。

次の文庫の日は、10月31日です。
  (芝 直子)

ねことたのしくくらす方法

今日のまゆーら 2009/10/03

今日の文庫のメインゲストは、多分私が連れて行った
3匹の子猫。

一週間前に、うちの物置でへその緒がついたままの
生まれたての子猫を見つけてしまい、親猫の姿も
見えなくて、仕方なく保護してしまったのだ。

それからというもの、三時間おきの授乳のため、
勤め先の学童保育の教室にも一緒に通勤。

今日の文庫にも連れて行ったものだから、いっと君、
みきちゃん、あいかちゃんなどいつものみんなの
注目の的になった次第。

哺乳瓶でミルクを飲ませたら、周りをずらりと
子どもたちが取り囲んでくれる。

そりゃあ、こんなちっぽけな猫を見るのは、
みんな初めてかもなぁ。

卵を呑んだようなポンポンのおなかになった所で、
かごに戻して、「もうねんね。」

そしたらみんなも、てんでに好きな遊びを始めた。

みきちゃんが声に出して読んでいたのは、私が
本棚から引っ張り出して見ていた、ゆーちみえこ作の
『ねことたのしくくらす方法』。

幼稚園なのに平仮名もカタカナもスイスイ読める。
すごい。

ずっと前に買った本なので、今読んでみると色々
猫の飼い方の描写に問題があるんだけど。
例えば猫のご飯に、鰹節や煮干し、と書いていたり、
飼い主の食べているおかずを分けてもらっていたり…。

まあ、猫の育児書代わりにするのでなければ、
優しくてパワフルな女の人に愛されている猫たちが
すごく自然で、幸せそうで、大好きな絵本だ。

しかもこの女の人、四季が巡る間に新たに3匹も
猫を拾っている…。
って、他人ごとではないが。

境内ではいっと君が、段ボール箱を切り開いて、
いろんな物を作っている。
大物の工作らしい。

みんなも参加して、段ボールのラケットとボールで
テニス(?)が始まっていた。

子猫が汚すので、ぼろ布がいくらあっても足りなくて、
とぼやいていたら、藤浪さんが、白い新しい布を
いっぱい下さった。

使い捨ての掃除用に切ってあったものだとか。

「おばちゃん、お孫さんに使ってね。
三匹の初孫の出産祝い。」
と妙ちゃん。

もったいない!
と言いながら、頂いて帰って来た。
ありがとうございました。

次の文庫の日は、10月17日です。
  (芝 直子)

森のガオガオ

今日のまゆーら 2009/09/19

今日のタイトルは、残念ながら正しい絵本の名前では
ないかも。

うろ覚えで、調べてみたけどヒットしなかったのです。

暗い森の奥に住む竜のガオガオが、ある日
この世のものとも思われぬほどに美しいお姫様に
出会って…という絵本。

お姫様と友だちになろうと、あの手この手で
魔力を使い、いろいろ姿を変えてみても、
きれいな外見の割にすっとぼけたお姫様は
一向に感心するどころか、無関心。

しまいに力を使い果たしたガオガオは…!

情けなくもおかしいガオガオとそっくりの絵を
今日プレゼントされたので、あの絵本を思い出した。

画用紙一面に
『しばさん 早く元気になってね!』
と、竜の絵と、折り紙の花をちりばめたプレゼント。

実は珍しく文庫を病欠してしまった私にあてて、
文庫で子どもたちが描いてくれたプレゼントだった。

二十年くらい熱なんて出したことのない私が、
三日前、いきなり高い熱が出たものだから、

「やっちまった!
新型インフルエンザだ」 と確信。

結局違ったようで、検査も陰性だったし、回復も早かった。

でも万一のことを考えて、体調も万全じゃ
なかったので、今日の文庫をお休み。
ご心配をおかけしました。

それにしてもいっと君の描いた竜の絵、
ほんとにガオガオそっくりだ。

いっと君は本当にすごい才能の持ち主で、
先に頭の中に立体の設計図を思い描いてから、
下書きもなしに、すらすらとそのパーツを
はしっこから書き始める事が出来る。

で、平面に描いた絵を切り取って組み立てると、
あら不思議、見事に三次元の翼竜が現れる!!
と言うわけ。

見るたびに不思議で、この間もママの妙ちゃんに
「将来が楽しみやねぇ」
と言ったら、
「おばちゃん、
私、今楽しみたいわ」

今は結構苦労してるのか、と大爆笑。
天才のママなんだから、安心して下さい。

きれいなお花の折り紙を一杯折ってくれたみきちゃん、
いっと君の絵に色を塗ってくれたはるちゃん。
どうもありがとう。

具合も良くなったので、明日は無事に
宝塚観劇に行けます!

あ、いや、別に明日に備えて
文庫を休んだというわけでは…
ムニャムニャ。

次の文庫の日は、10月3日です。
  (芝 直子)