今日の文庫のメインゲストは、多分私が連れて行った
3匹の子猫。
一週間前に、うちの物置でへその緒がついたままの
生まれたての子猫を見つけてしまい、親猫の姿も
見えなくて、仕方なく保護してしまったのだ。
それからというもの、三時間おきの授乳のため、
勤め先の学童保育の教室にも一緒に通勤。
今日の文庫にも連れて行ったものだから、いっと君、
みきちゃん、あいかちゃんなどいつものみんなの
注目の的になった次第。
哺乳瓶でミルクを飲ませたら、周りをずらりと
子どもたちが取り囲んでくれる。
そりゃあ、こんなちっぽけな猫を見るのは、
みんな初めてかもなぁ。
卵を呑んだようなポンポンのおなかになった所で、
かごに戻して、「もうねんね。」
そしたらみんなも、てんでに好きな遊びを始めた。
みきちゃんが声に出して読んでいたのは、私が
本棚から引っ張り出して見ていた、ゆーちみえこ作の
『ねことたのしくくらす方法』。
幼稚園なのに平仮名もカタカナもスイスイ読める。
すごい。
ずっと前に買った本なので、今読んでみると色々
猫の飼い方の描写に問題があるんだけど。
例えば猫のご飯に、鰹節や煮干し、と書いていたり、
飼い主の食べているおかずを分けてもらっていたり…。
まあ、猫の育児書代わりにするのでなければ、
優しくてパワフルな女の人に愛されている猫たちが
すごく自然で、幸せそうで、大好きな絵本だ。
しかもこの女の人、四季が巡る間に新たに3匹も
猫を拾っている…。
って、他人ごとではないが。
境内ではいっと君が、段ボール箱を切り開いて、
いろんな物を作っている。
大物の工作らしい。
みんなも参加して、段ボールのラケットとボールで
テニス(?)が始まっていた。
子猫が汚すので、ぼろ布がいくらあっても足りなくて、
とぼやいていたら、藤浪さんが、白い新しい布を
いっぱい下さった。
使い捨ての掃除用に切ってあったものだとか。
「おばちゃん、お孫さんに使ってね。
三匹の初孫の出産祝い。」
と妙ちゃん。
もったいない!
と言いながら、頂いて帰って来た。
ありがとうございました。
次の文庫の日は、10月17日です。
(芝 直子)


うろ覚えで、調べてみたけどヒットしなかったのです。
お姫様と友だちになろうと、あの手この手で
肘を使って方向転換も出来るので、結構自在に動き回れる。
そしたら目を丸くして、私を見てくれる。
勤務先の学童保育では、毎年この時期になると、
それで、これ幸いと、たまった絵本の修理や登録、本棚の整頓に励んだ。
毎年夏休みに盛大に実施されているそうだが、あいにく私はいつも夏休み中は学童保育の一日開室で、地獄の夏休みを送っていて、これまでは参加させていただいたことはなかった。
妙ちゃんに、「下流は危ないから、上流ですくって」と言われていたけれど、子どもたちに敬意を表して、《滝壺》に流れ着くやつをせっせと頂いた。
「今日は折り紙にしよう。
その後、昔作った紙芝居の数々を引っ張り出す機会があった。
ちなみに、まゆーら文庫も加入している、紀北子どもの本連絡会では、今年は『簡単で面白い工作の会』を連続企画している。
仕方なく、代わりに学童保育の同僚の先生に行ってもらう羽目になった。みなさん、ごめんね。
4人ともここの正教寺のお孫さんだから、文庫のお客とは言えないかも?
かわいいポーズ!
前回来てくれたそらちゃんのお友だちの、ひなちゃん・かほちゃん姉妹が来てくれた他、あいかちゃんがお友だちのかえでちゃん・とうわ君姉弟と一緒にやって来て、子どもだけで12人!
これは、《絶対回るブンブンごま》なんだぞ。
『だじゃれどうぶつえん』
みきちゃんに、松ぼっくりのクリスマスツリーを作りたいと言われたけれど、流石にその材料は準備していない!
その側で、今がやんちゃ盛りのりこちゃんが、せっせと本棚から絵本を取り出して、テーブルに積み上げている。

