今日のまゆーら

  「パパのしごとはわるものです」2013年12月7日 

2013年12月09日

 

 

今日は成道会。
お釈迦さまが悟りを開かれた日のお祝い会だ。

なんとブルネイからのお客様も二人いらして、大人も子どもも一杯で、
本堂でお勤めをして、お焼香をしに前に出るのも大変なほど。

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その中で久しぶりに読み聞かせをした。
あーんなにおおぜいの人が集まるのは計算外で、みんなに聞いてもらえるか
すごく心配だったけど、なんとか無事終了。

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初めに読んだのは、板橋雅弘作の『パパのしごとはわるものです』。
学校の宿題で、お父さんの仕事を書くことになった男の子の話だ。

パパの仕事が、実は悪役の覆面レスラーだったと知った男の子に、
「わるものがいないと正義の味方が活躍できないだろう?」と
言うお父さんがカッコイイ。

「わるものでもいいから、こんどはかってね」と言う子どももかわいい。
でも悪役レスラーが勝って終わったら、観客はブーイングだろうなあ。
辛いところだわ。

他に読んだのは、ワンダ・ガアグの『へんなどうつぶ』。
絵もわりと地味で、文が多いし、読み聞かせ向きではないと分っていたけれど、
せっかく復刊された名作を読んでみたかったのだ。

聞きにくかったらごめんね、聞いてくれてありがとう。
『へんなどうつぶ』の事はまた今度書くことにしよう。

さて恒例のお汁粉を頂いた後は、文庫でみきちゃんたちと万華鏡作り。
女の子3人で大急ぎで作った。
出来たのをのぞいてみると、三者三様でびっくり。
神戸のルミナリエみたいにきれいだった。

さてさて今年も文庫はあと1回。
みんな、いい本に出会えたかなあ。

おっと、帰りに慌てたので、読み聞かせした本をカバンに入れたまま
持って帰ってきてしまった。
文庫に置いておくからゆっくり見てね、と言ったのに。
今度忘れずに持って行きます。

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写真は、行事が終わってから元気に境内を走り回って遊んでいた女の子たち。
元気やなぁ…。

次の文庫の日は、 12月21日です。
(芝 直子)