「やきざかなののろい」 2015年12月5日
2015年12月08日
今日は成道会。
ゆきや君が学校の友達をたくさん連れて来てくれたので、
いつになく元気な男の子軍団が目立つ。 いいなあ。
ゆきや君ママのみいちゃんと、『成道会って何の日?』クイズをやっていた。
軍団が「お釈迦さまが何かした日」、「うん、何した日?」
「生まれた日!」「死んだ日!」「…結婚した日!」
お釈迦さまが結婚した日って、いつだろう。
正解の『悟りを開かれた日』というのは、さすがに難しかったようだ。
神妙にお勤めをし、それから短い絵本2冊を読み聞かせ。
1冊は菊田まりこ作の『いつでも会える』。
大好きな飼い主に先立たれた子犬のシロのお話。
もう1冊は迫力満点の『やきざかなののろい』、塚本やすし作。
お寿司の魚は好きだけど、夕食のおかずが焼き魚だったらがっかり…
という男の子。
身をほじって散らかし、食べたふりをしていると、
頭だけになった焼き魚がお風呂に入ってきて、「きらわないでくれ~」と!
焼き魚の呪い? えらいこっちゃ。
ピンチを救ってくれたネコのハチに教えられて、
上手に焼き魚をたべられるようになって、めでたしめでたし。
食育絵本?という枠なんて蹴っ飛ばしてるパワフルな本だ。
さて、恒例のお汁粉を味わっている女の子たちの写真。
お代わりしてくれた子もいて、いつもながら藤浪さんのお汁粉はいいな。
帰りにはお土産にタッパーに入れて頂いたし。
文庫に戻っての工作は、今日はCDを使ったコマ。
本物のCDに絵を描いて、穴にビー玉を貼りつけるだけだ。
白い面にそれぞれ描いた絵は、回していると見えないのだけれど、
回した時の色を想像して塗り分けていたのがりこちゃんで、
私は「黒になる」と予想したけど、実際は茶色だった。
りこちゃんの勝ち。
それと課題は接着剤。
教えてくれた人はホットボンドを使っていたが、
回してバトルなんかやると、すぐ外れてくる。
それプラス、強力接着剤でやってみたが、やっぱり男の子たちのパワーに負けた。
もっと研究の余地があるなあ。
次の文庫の日は、12月19日です。年内最終だわ。
(芝 直子)