「西遊後記」 2016年1月30日
2016年02月02日 久しぶりにゆきや君登場。
髪を切って、なんだかすっきり、シュッとして、立派な《少年》だ。
しばらく見ないとあっという間に大きくなるわ。
次に会ったら、《青年》だったりして。
…やめてよね。
無事受験を終えて、後は卒業式を待つばかりになったみきちゃんも来てくれた。
合格おめでとう。
今日は牛乳パックのペン立てを作りたいと思っていたのだけれど、
粘着クロスを切れるハサミがなくて、試作品段階で断念。
フッソコーティングのハサミを買ってきます!!
で、やっぱり今日の工作はプラ板に落ち着いた。
前回のリクエストにこたえて、すみっこぐらしなどの下絵を準備したし。
ゆきや君もみきちゃんも、みんな一緒にプラ板を作る。
流石にみきちゃんは細かい絵をせっせと描いていたし、
ゆきや君も難易度の高そうなルフィーを仕上げた。
たえちゃんが焼いてくれるので、すぐに作品になるのもありがたい。
前回に続いて今日の写真もプラ板です!
さて、もう1枚の写真は、何かお分かりいただけるだろうか。
さやちゃんが「みんなに食べさせたい」と、わざわざ差し入れてくれた物。
とっても珍しい果物で、その名もスターフルーツと言うそうだ。
本当に輪切りにしただけで、こんなにきれいな星の形。
自然の造形の不思議に驚きつつ、みんなで試食した。
お味は、なんて言うか、甘くない梨というか、ちょっと甘いキュウリというか。
シャリシャリした歯ごたえで、見た目ほど甘くは無かった。
これを乗せたケーキがあるそうだが、それはきれいだろうな。
ご馳走様でした。
ところで今日のおススメ本は、ぜひゆきや君にも読んでほしい本。
斉藤洋作の『西遊後記』。ご存じ西遊記の続編という設定になっている。
つまり天竺に行ってお経を持ち帰った、三蔵法師たちのその後。
西遊記は知っているかなあ。
孫悟空などが妖怪と戦って、天竺まで三蔵法師を護って旅するお話。
誰だ、ドラゴンボールか、と言う人は。
妖怪ウォッチでもないわ。
斉藤洋さんが『西遊記』本編もちゃんと読みやすくて楽しいお話で
書いてくれているから、そっちも買いたいんだけれど。
とりあえず今日はうちにある『西遊後記』のご紹介。
無事に花果山に戻ってサルたちの王に返り咲いた孫悟空が、
長安でお経を訳している三蔵法師のもとを訪れて…。
おかしいのは、立派な位や称号を与えられた孫悟空が、
かの暴れ者のサルのまま、ちっとも変わらないということ。
二言目には観音様のことを「あの観音の野郎」と口走って、
三蔵法師に叱られるし。
そう言えば、観音菩薩様って、男性だったのね。
西遊記のその後を描く外伝。
シリーズになっているので、誰か読んでくれそうなら全部買いたい。
絶対面白いよ。
さて、次回の文庫の日、私は仕事があってお休みさせて頂きます。
でも文庫は開いてるはずですから!
今日紹介した『西遊後記』①は、その次に持って行きます。
次の文庫の日は、2月6日です。
(芝 直子)