「プカプカチョコレー島 2」2016年4月30日
2016年05月04日
第5土曜日で、しかもゴールデンウィーク。
お客は無いだろうなあと思っていたら、ゆいちゃん・めいちゃん姉妹をはじめ
いつものみんなの顔が! ようこそ。
ミニチュアのプレゼントや、手提げ袋など、女の子が喜んでくれそうな工作をする。
手提げ袋の高さは5センチくらい。
その中に、きれいな包装紙に包まれたプレゼントがいくつも入っている。
もっともそのプレゼントの中身はヒミツ。開けちゃダメ。
それからくるみボタンキットで、あっという間にできるボタンを作った。
写真は自分で作ったくるみボタンをヘアピンに付けたもの。
ヘアゴムに付けてもいいし、本物の手提げ袋にぶら下げて
アクセサリーにする手もある。
キットは百均で売ってるから、好きな端切れで作れるよ。
さて、皆さんの出足がゆっくりだったので、そうこうしているうちに4時半。
今日は宿題の『うち読』で読む本を借りるんだと言っていたゆいちゃんが
急いで選んだのは、原ゆたか作の『プカプカチョコレー島』のシリーズ。
面白いし、字も大きいから、あっという間に読めてしまうわ。
シリーズ5冊くらい借りてくれたけど、連休中に絶対読んでしまうと思う。
どっちかと言うと、めいちゃん向きだったかも。
何しろチョコレートでできた島が世界のあちこちを漂うお話。
天才発明家のビター博士の発明したチョコメカが壊れて、
チョコレートの島になって博士や孫の兄妹を乗せて冒険するというのだ。
同じ作者の『かいけつゾロリ』よりも読みやすい気がする。
そう言えば、宿題の『うち読』に、字の無い絵本を選んで机に積み上げ、
せっせとめくっては、ノートに書いていた学童保育の子どもたちを思い出した。
なんにしろ、宿題で本を読ませるというのは、
確かに一つのきっかけにはなるけれど、強制されるのはあんまり楽しくないかも。
まあいいや、私は、色んな楽しい本があるよ、
その本の中には色んな世界があるよ、と知ってほしくて、
子どもたちの側に本を置いておきたいだけなので。
さて時間になって私が先に帰った後、写メが届いた!
境内で残って遊んでいた子どもたちが、石段横の金柑を使って遊び、
ゆいちゃんは金柑に松葉を刺して、こーんなネコの顔を作ったそうな。
ぜひとも芝さんに見せよう、と送ってきてくれたので、感激して、
了解を得て載せさせてもらった。
すごいかわいいネコ! 黄色いネコだ!
次の文庫の日は、5月7日、来週です。
(芝 直子)