「10ぴきのかえる」2016年5月7日
2016年05月09日 ゴールデンウィークの谷間と言うか、終りというか、中途半端な土曜日。
皆さんは最後の行楽を満喫しにいらっしゃってるらしい。
でもりこちゃんとさやちゃんが来てくれた。
のーんびりと文庫で本を読んだり、工作をしたり
実にゆっくりと時間が流れる。
写真はママに本を読んでもらうさやちゃんと、
『妖精の家具おつくりします』を夢中で読んでるりこちゃん。
『なんでも魔女商会』シリーズの、あんびるやすこ作の本だ。
ところで今日紹介するのは『10ぴきのかえる』
間所ひさこ作の絵本で、文庫が始まって間もない頃からずっとある。
それをさやちゃんが見つけて、ママに読んでもらっていたのだ。
四角いコンクリートの池に入れられた10匹のオタマジャクシが、
生まれ故郷のひょうたん沼に帰ろうと、カエルになって池を飛び出す話。
途中こわい敵に会ったり、危ない目にあったり…。
そう言えば30年前(?)、うちの子どもたちもこの本が好きだった。
ハラハラドキドキしながら、何度も読んでいたのを思い出す。
面白い絵本って、年月を超える。
こんなに古くからある本でも、本棚にさえ入っていれば、
また誰かの目に止まって、手に取ってもらえることに感動した。
さて、境内の上の山では石積みの工事中らしく、職人さんの声が降ってくる。
お世話様です。
今日はひたすらのんびり、文庫らしい時間が過ぎました。
次の文庫の日は、5月21日です。
(芝 直子)