「かはたれ」 2019年6月1日
2019年06月04日 いよいよ文庫のリニューアルが現実味を帯びてきて、
昔の記録も、貸出ノートも、この際すっかりお終いにしようと
今日はせっせとガラクタの整理。
心を鬼にして(?)分別する。
でも決められなくて悩んでいたら、久しぶりにお顔を見せてくれたたえちゃんが、
「持ってみて、ときめくかときめかないかで決めるといいんだって」
と教えてくれた。 なるほどなあ。 ほとんどときめかないわ。
それに、ほんの少しの場所を片付けただけで、すごい量のごみが出て、
めげてしまう。
整理できたのはほんの一部で、ほとんどは手つかずのまま時間切れ。
またゆっくりチャレンジしよう。
終り頃、すっかりいい奥様になったかつての常連さんが来てくれた。
リニューアルの前に名残を惜しみに来てくれたそうだ。
うれしくて涙が出るわ。
久しぶりにきてくれたさやちゃんが、本大好きっ子になっていて、
そっちも涙が出そうだった。
担任の先生に、「遠足に本を持って来てはいけません」と言われたそうだ。
ゆっくり本の話ができなくて残念。
『かわたれ』は、そんなさやちゃんに押し売り(押し貸し)した本だ。 朽木洋作の『散在ガ池の河童』シリーズの第1巻。
久しぶりだったので、さやちゃんがどんなジャンルの本にときめくのか、
分からなかったの。とりあえず、じっくり読めて、ジーンとくるお話を選んだ。
さてさて、ゴミや必要品の山で足の踏み場も無くなった文庫だけれど、
次回の6月15日はまだこのまま開いています。
その後で工事に入って、その次の文庫の日までには終わる予定だそうです。
次の文庫の日は、6月15日です。
(芝 直子)