今日のまゆーら

  「とうふさんがね・・」 2022年5月21日

2022年06月04日



今日はにぎやかな文庫の日。

久しぶりに始まったお習字の方でにぎやかな所へ、珍しいお客様が来てくれた。

それに、ママとおばあちゅんがお習字なので、あお君がひょっこりと。

 

あお君に会うのは5か月ぶりかしらん。

4歳になったとのことで、おしゃべりも達者になって見違えた。

芝さんのことは忘れてないそうで、一安心だ。

 

もっと久しぶりなのは、3年ぶりに顔を出してくれたゆきや君だ。

確かこの前は小学校を卒業してすぐに来てくれたから、

まだ小学生っぽかったのに、なんともう高校1年生になったのだとか。

ビックリしてしまうやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔だちもスッとして、イケメンのお兄さんになっていた。

ゆきや君ママのみいちゃんも一緒に来てくれたので、昔話に花が咲く。

相変わらずの息子命のままで、変わらなさに大笑いしてしまったけれど、

楽しくていいなあ。

 

あお君は、知らない大きなお兄さんにびっくりしたのか、

しばらくドールハウスで遊んでいたが、人差し指と親指をくっつけて、

ちょっとだけ、のジェスチャーをして、「ママの所に行く」と出て行った。

 

ちょっとだけ、のポーズが可愛い。

でも戻ってこなかったぞ。まあ、そうだと思ったけど。

 

今日のタイトルの絵本は、ゆきや君が本棚から見つけ出して、

大好きだったと教えてくれた本。

とよたかずひこ作の『とうふさんがね・・』だ。

とうふさんがね・・

 

 

 

 

 

 

『たまごさんがね・・』とか、『なっとうさんがね・・』などと同じシリーズの絵本で、

最後が「しんぱいごむよう!!」というセリフで、解決していく。

 

小さい豆腐たちが刻んだネギを体に乗せて、まな板から滑り台みたいに

みそ汁のお鍋に飛び込んでいく。

大きすぎる豆腐の「おっちゃん」は、みそ汁の鍋に入れない。

でも心配ご無用、おっちゃんは隣で冷ややっこ。

 

その、「おっちゃんはとなりでひややっこ、が好きで、ずっと言っていた」と

ゆきや君が懐かしがってくれた。

良かった良かった。また3年後と言わず、ぜひ遊びに来てください。

 

最近文庫にお客さんが来たら、もれなく芝さんがお話を押し売りするねん、と

お話なんて聞いたことが無いというゆきや君親子に、

『やぎとライオン』と『ちいちゃいちいちゃい』を聞いてもらう。

 

そしたら、「後で芝さんに、ちいちゃいちいちゃいって何回出てきたか、

聞かれるのかと思った」とみいちゃんが言う。

途中まで数えていたそうだ。

聞きません!

 

次の文庫の日は、6月4日です。

(芝 直子)