今日のまゆーら

  「やまんば山のモッコたち」 2022年9月17日 

2022年10月02日



久しぶりに上田大愚氏のお習字の会があって、本堂はにぎやか。

和子さんも、「お習字はよう書かんけど、座らせてもらった」そうだ。

コロナがゼロになるのを待っていたら、お習字が再開できそうもないし、

ぼちぼちやるのがいいよね、きっと。

 

文庫のお客はゼロで、この前に私の友達がくれた『マンカラ・カラハ』を

一人で何回もやって、研究してみる。

『先を読んで石を置くだけ』なんて書いてるけど、先なんて読めるもんか…。

 

紀元前から始まったゲームらしいが、まあ、地面に穴を掘って、

石ころを入れたら確かにできそう。

先週お話に行った学童保育の教室でも、牛乳パックを切ってつないだもので

マンカラを再現して遊んでいた。

 

誰か一緒に遊んでくれたらいいのにな。

そう思っていたら、数年ぶりにさやちゃんにあった。

なんと大きくなって、お顔は確かにさやちゃんなのに、体が別人みたいだ。

中学2年だって。びっくりしてしまう。

時間が無くて、遊んでもらえなかったのは残念。

 

久しぶりと言えば、夕方お目にかかった(えっちゃん)もそうだ。

昔よく文庫に通ってくれたお子さんたちのお母さんで、

そのお子さんたちが、うちの子どもたちと同じくらいの年だった。

じゃあ、あのお兄ちゃんは46か。 なんと。

えっちゃんと、大きくなった子どもの事や、お孫さんの話に花が咲く。

やまんば山のモッコたち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間に一人で読んでいたのは、文庫の本棚から出した、富安陽子作の

『やまんば山のモッコたち』だ。

モッコというのは、山に住む河童や天狗、動物たちなど、山の仲間の事。

やまんばのお母さんと、その娘のまゆが、モッコたちと一緒に

生き生きと活躍するお話だ。

 

短いお話がいくつも載っていて、読みやすい。

そういえば、やまんば山の富安陽子作・降矢奈々絵のコンビの作品は、

絵本にもなっている。

そのうちどこかで探してみよう。

 

お習字の後の和子さんに、『お月さまの話』を聞いてもらって、今日はおしまい。

 

次の文庫の日は、10月1日です。

(芝 直子)