「モチモチの木」 2024年1月6日
2024年01月08日
あけましておめでとうございます。
年明けから、何かと災害や事故続きの新年で、不穏な幕開けとなりました。
でもこれ以上大変なことが起きない年でありますように…。
新年最初の文庫には、東京から帰省中のはるかちゃんとあきら君が来てくれた。
明日新幹線で東京に戻るそうだ。
年末年始はおばあちゃんちでゆっくり過ごしたらしい。良かったね。
あとからママも見えて、最近よくおいでくださる佐武さんも、
きれいな植物図鑑などを持ってきてくださって、にぎやかになった。
佐武さんから頂いた栃の実を見せて、ついでに斎藤隆介作の絵本、
『モチモチの木』も読んでみる。
一人では夜中に雪隠にも行けない、おくびょうな豆太が、
急病になったおじいさんのために、夜道を独りでお医者さんを呼びに駆けていく。
けっこう長い絵本で、昔学童保育で国語の宿題で本読みを聞いていたときは、
大勢の子の本読みを聞いていると時間切れになって、困った思い出がある。
でもはるかちゃんもあきら君も、じっと楽しそうに聞いてくれて良かった。
モチモチの木に明かりがともる、幻想的なページでは、歓声が上がったし、
小さい国語の教科書と違って、すごい迫力。
それから二人のリクエストで、カードゲームをしたり、いっぱい遊ぶ。
せっかく遠いところから来てくれたものなあ。
だんだん時間が無くなって、お話を聞いてもらう暇がなくて残念だった。
また春休みに来てくれたらいいな。
写真は、グッチャグッチャだったドールハウスをきれいにしてくれている
はるかちゃん。
どうやらお正月に来た、大きいお兄さんたちが、おもしろがって、
斬新なレイアウトに変えていたのが、気に入らなかったみたい。
キューピーたちがごみ箱を帽子代わりに被っていたし、
犬小屋にはぬいぐるみが無理やり頭を突っ込んでいたものなぁ。
佐武さんには、図鑑の他にイガに包まれた栗の実もいただいた。
子どもたちが触っても大丈夫なように、ちゃんとボトルに入っている。
今年も楽しく遊んで、いっぱい本も読みたいね。
次の文庫の日は、1月20日です。
(芝 直子)