いいからいいから
2010年10月02日 明日の天気が気になる土曜日。
明日はいっと君の小学校や、私の勤務先の小学校で
運動会の予定だ。
明日は大雨、との天気予報に、妙ちゃんが
「あしたの運動会は、うん、どうかい?」と。
どうだろうね。
ひとしきり過去の運動会の天気について話が弾む。
今日はどっさり新しい絵本を持って行ったので、
耕作の準備は無しで、がっかりしたきょうた君に
「工作のある時だけ、呼んでよ。」
ところで、ボイスチェンジャーなるおもちゃが
文庫にあり、しゃべった声がエコーのかかった
大声になるものだから、みんな取り合いでがなり立てる。
「お外でやって!」
ついでに、みんなで境内でかくれんぼをしようと
相談がまとまる。
「かくれんぼの写真を写してくるわ」と
妙ちゃんに言ったら、
「おばちゃん、かくれんぼは写らん!」と。
今日の妙ちゃんは冴えてる。
行ってみたらかくれんぼじゃなくて、
鬼ごっこになっていたので、撮影に成功した。
もう一枚の写真は、ボイスチェンジャーで
叫ぶゆきや君。
そのゆきや君ときょうた君兄弟が借りたのは、
しりあがり寿作の『はしるチンチン』と
長谷川義史作の『いいからいいから』の1から3まで。
『はしるチンチン』の方は、タイトルだけで
ゆきや君が大受けして借りて行った。
一方の『いいからいいから』は、私と妙ちゃんのおススメ本。
家に来たカミナリ親子を、「いいからいいから」と言って
歓迎したり、お風呂に入れてやるおじいさん。
そう言えはこのおじいさん、2作目では
旅館で出てきた幽霊を、お風呂に入れてやっていたなぁ。
お風呂が好きらしい。
カミナリでも、幽霊でも、貧乏神でも、
「いいからいいから」って…。
さて、3作目の表紙のおじいさんの絵で、
おでこについている物はなんでしょう?
次の文庫の日は、10月16日です。
(芝 直子)