おいていかないで
2010年08月07日 今日の文庫は珍しいお客さんがいっぱい。
初めて来てくれたゆうと君と、ママ。
それに、子どもの頃に文庫に来ていたかなちゃんが
元気な男の子二人を連れて登場。
他のお母さんたちも文庫の出身なので
懐かしい昔話に花が咲く。
「あの小さいかなちゃんがママになって…!」
昔、小さいかなちゃんの顔にこっそり当時流行りの
色つきリップクリームを塗ってお化粧をし、
藤浪さんに叱られたのは妙ちゃんだったとか。
それって、下手をすると20数年前の話だワ。
子どもたちは、夏休み限定工作の写真立て製作。
粘土に絵の具を混ぜ、ぐちゃぐちゃこねて…!
ちょっとすごい手になるけれど、
貝殻やビーズなどで飾り付けて完成。
簡単でわりと見栄えのする工作だ。
そのあと文庫で本を読む子どもたちを
妙ちゃんがいっぱい写真に撮っていた。
「文庫らしい写真がとれた」
確かに!
その文庫らしい写真で、背筋をピンと伸ばして
本を読んでいるのはゆうと君だ。
それからみんなは、あいか姉ちゃんの監督のもと、
境内で『だるまさんがころんだ』や『ドロケイ』。
あいか姉ちゃん、ありがとう!!
お母さんたちはその間、文庫で子育て談義(?)
兄弟の年の差の話や、同じように育てたのに
性格が違って面白いとか。
そう言えば、最近さやちゃんお気に入りで、
エンドレスに読むので破れて、今日修理した絵本
『おいていかないで』も、
年の離れたお兄ちゃんと妹の話だ。
筒井頼子作、林明子絵の本で、
こっそり虫取りに出かけたいお兄ちゃんと、
どうしても付いていきたい妹の攻防(?)が、
とてもいい。
いっと君とさやちゃんを見ているような絵本だ。
次回は粘土でケーキを作ってみようかな。
次の文庫の日は、8月21日です。
(芝 直子)